本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.04円
↓下値メドは104.88円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
豪ドル高予想は、わずか16%
「10月の豪ドル/円は円安、円高のどちらへ動くと予想しますか?」
楽天証券が9月末に実施した相場アンケート結果によると、回答を頂いた個人投資家5,289人のうち、約31%(1,612人)が、10月の豪ドル/円は「豪ドル安/円高に動く」と予想しています。「豪ドル高に動く」は最も少ない約16%(854人)で、半数以上の約53%(2,823人)が「動かない(わからない)」でした。
逆風が吹いているというほどではありませんが、豪ドルの環境は徐々に悪化しています。
RBA(豪準備銀行)は、今月の会合で政策金利を0.25%に据え置きました。しかし、11月の利下げの可能性は依然として根強く残っています。
RBAの今年の会合はあと2回。12月の次は来年2月です。経済状況を考えると悠長に構えている余裕はない。どうせ利下げするなら(11月後半から始まる)クリスマス商戦に間に合わせて、早めに実施したほうが良い。ということで11月利下げ期待が強まっているのです。
中国との関係悪化も心配材料。豪にとって中国は最大の輸出相手国です。今年に入って豪産牛肉輸入禁止や大麦に対する反ダンピング措置など、中国の「オーストラリアいじめ」が目立つなかで、この日は中国の一部の発電所がオーストラリア産石炭の使用を停止したとのニュースが伝わっています。
モリソン豪首相は、中国がアジア太平洋地域で拡大する軍事プレゼンスに対抗する計画の一環として国防軍を増強し、日本をはじめ関係国との連携を深めています。経済的にも外交的にも両国の関係が確実に悪化しているわけで、豪ドルにも影響を与えることになるでしょう。
豪ドル/円の最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
13日のドル/円のNY市場終値は105.48円
前営業日の終値比+0.14円だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
金を稼ぐだけの仕事なら、それは貧しい仕事だ - ヘンリー・フォード
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
アラブ首長国連邦、中国製ワクチン認可
「テレワークをこれからも続けたい」人が4月から毎月増加 米世論調査
ドル:
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「経済データは改善、しかし先行きは不透明」
7月の世界貿易4.8%増加 ロックダウン解除拡大で
米大統領選:
バイデン氏の財務長官候補は、FRBのブレイナード理事が最有力
ユーロ:
ドイツ政府、クリスマス市を含む年末までの大きなイベントを全て中止
フランスが移動制限を強化へ
ポンド:
BOE(イングランド銀行)追加利下げ観測、急浮上 ブレグジット破談予想で
EU(欧州連合)が強硬姿勢。英国との貿易交渉は「オール・オア・ナッシング」
円:
デジタル化「5年間はかかる」 平井デジタル相
NZD:
RBNZ(NZ準備銀行)、ウルトラ緩和政策を継続 政策金利は0.25%に据え置き
その他:
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