本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.13円
↓下値メドは104.64円
今朝の天気マークは「雨」
ユーロ高予想はわずか16%
「10月のユーロ/円は、ユーロ高、ユーロ安のどちらへ動くと予想しますか?」
楽天証券が9月末に実施した相場アンケート結果によると、回答を頂いた個人投資家5,289人のうち、約37%(1,962人)が、10月のユーロ/円は「ユーロ安/円高に動く」と考えています。「ユーロ高に動く」は最も少ない約16%(854人)で、「動かない(わからない)」は約47%(2,473人)でした。
今年7月EU(欧州連合)諸国は、ドイツとフランスの主導のもと欧州復興基金を設立することに合意しました。これが長い間低迷していたユーロ相場の大転換点となり、欧州経済回復に寄せる熱い期待がユーロ買いとなってあらわれました。
ところが、設立にはこぎつけたものの、案の定というか、その運営方針を巡って再び紛糾。当時の熱狂は去り、ユーロ/円は9月1日に年初来高値となる127.07円をつけたあとは下げ足を強め28日には122.38円まで下落しました。9月の相場を見て個人投資家の方々がユーロ安相場観を強めても当然でしょう。
本格的な冬を前にコロナウイルスの再流行も懸念。一時は米国を尻目に新型コロナ封じ込めに成功したかに見えた欧州は、またも各国の主要都市がロックダウンに追い込まれるなかで、これ以上の営業自粛には耐えられないと政府に対する大規模デモも発生するなど、状況は混迷しています。
ただ10月に入ってからのユーロ/円は反発して、先週は125円台まで戻しています。これはユーロの環境が改善したわけではなく、米大統領選挙を巡るドルの動き(ドル安)が主導していると考えたほうがよいでしょう。 ユーロ/円、ユーロ/ドルの最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
12日のドル/円のNY市場終値は105.33円
前営業日の終値比▲0.30円だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
何苦礎(なにくそ)魂。「何」事も、「苦」しんだ事が「礎」(基礎)になる』
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
スペイン、マドリードの移動制限を検討
ロンドンがロックダウンの監視リスト入り
ドル:
カンザス連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)が政府のATMとして使われていることを懸念」
シカゴ連銀総裁「失業率は来年末に5.5%まで下がるだろう」
FRB元高官が警告「FRBは金利をコントロールできなくなっている」
米大統領選:
中国の米軍技術導入にバイデン氏の息子が関与か
ユーロ:
ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁「ECBはユーロ高に過剰に反応する必要ない」
ECB議事録「欧州経済のダウンサイドリスクが軽減」
ポンド:
BOE(イングランド銀行)追加利下げ観測、急速に拡大 ブレグジット破談予想で
円:
文科省、月面探査機の開発費など約800億円を要求へ
トルコリラ:
トルコ中銀利上げで政策金利10.25%「ディスインフレ状態を取り戻す」
スイスフラン:
スイス、EUとの「人の移動の自由」破棄求める国民投票へ
その他:
イーロン・マスク氏、脳のチップとコンピューターを連動させる技術を開発
インドに使用済み注射器など廃棄された医療用具の巨大な市場が存在
中国が内モンゴル自治区のモンゴル語使用を禁止