逆指値の売り注文、どんな銘柄で使う?

 勢いよく上昇している銘柄に短期勝負で投資する場合には、逆指値の売りを入れておくべきです。たとえば、以下のチャートのような銘柄です。

急騰するテーマ株(イメージ図)

出所:筆者作成

 私は、こんなに短期的に急騰した株は、買いたくありません。それでも、もし短期勝負で買うならば、失敗して下がったら早めの損切りを徹底します。

 ファンドマネージャーならば、日中の動きをしっかり見ていることもできますが、それができない個人投資家の方は、失敗したときに、損切りする水準を決めておいて、そこに逆指値の成行売り注文を入れておくべきと思います。

 勢いよく上昇している株は、そのまま上がり続ける可能性もありますが、ピークアウトして下げ始めると、急落することもあるからです。こういう銘柄は失敗したときは、放っておかないで、早めに損切りすることが必要です。