本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.70円
↓下値メドは104.84円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
個人投資家の3割が「ユーロ安」を予想
楽天証券が先月末に実施した相場アンケート結果によると、回答して頂いた個人投資家の約30%が、9月のユーロ/円は「124円以下のユーロ安」を予想していることがわかりました。一方で、「127円以上のユーロ高」を予想する個人投資家は約20%にとどまりました。残りの5割は124円から127円の「レンジ相場」派でした。
ECBのラガルド総裁は、ユーロドルの水準に対して「注意深く見守る」けれど「過剰に反応する必要ない」というスタンス。マーケットにはユーロ高放任主義と受け取られています。ECB(欧州中央銀行)理事会は金融政策に関して、これ以上の緩和政策、特に利下げは必要ないという考え。FRB(米連邦準備制度理事会)が平均物価目標を導入して、一段の緩和方向に進んでいることと考え合わせるとECBの考えは「強気」といえます。あるいは単に対応が後手後手に回っているだけかもしれませんが。
インフレ指標を見ると、欧州の8月消費者物価は前年比▲0.2%で、2016年以来のマイナスを記録。一方で米国の消費者物価指数は前年比+0.4%に上昇。インフレ率が下がっているのに、緩和政策不要と強気なECB。インフレ率が上がっているのに、さらに緩和する弱気なFRB。この政策スタンスの違いが、ユーロの下値を支えています。
ユーロは、ECBの金融政策より以上に今はブレグジットの動向。英国とEU(欧州連合)の離脱交渉が破談になれば、EUも英国と共倒れのリスクがあるわけで、それがユーロの上値を抑えています。9月末に向けてユーロ/円はどうなるか。最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
14日のドル/円のNY市場終値は105.73円
前営業日の終値比▲0.42円だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
救いようのない奴は、心地よいときにだけ株を買う。そして新聞の見出しで吐きそうな時に、いそいそと売り払ってしまう - アメリカの相場格言
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
ロシア医師の過半数、政府認可のワクチン接種に「不安」と回答
需要ショックによる価格低下がサプライチェーン崩壊による価格上昇を上回る
ドル:
新型コロナで生活スタイルは永遠に変わった 75% - 米投資家アンケート
市場は悲観的すぎる? 米国の消費は予想以上に立ち直りが早そう
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トランプ大統領の目論見外れる。対中関税でも、企業は米国に工場をつくらず
米大統領選:
大統領選の郵便投票受付、9月4日から開始
バイデン氏陣営が「あつ森」を選挙活動に活用 ゲーム内にプラカード用意
ユーロ:
ECBには口先介入以外にECBにユーロ高を止める手段がない
ポンド:
在宅勤務アンケート 60%が「あと1年は続けるつもり」
円:
「スガノミクス」に対して海外投資家は慎重に様子見
トルコリラ:
トルコからの資本流出、新興国の中でも目立つ
その他:
香港金融センターは消滅へ。香港在勤の本土出身バンカーに税率45%
英ロンドンの金融街がゴーストタウン化 コロナ懸念し出社避ける
NYタイムズ 20年以内に印刷廃止?
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