株主様の特権!あこがれの株主優待をもらうには…
白鳥:そういえば一度「株主優待」とかをもらってみたいんですけど、どうすればもらえますか?
窪田:優待品を手に入れるには、株数や期限を確認する必要があります。
企業のホームページや、優待品から探せるサイト
もあるので確認して見るといいと思います。
投資という観点で見ると、「配当利回り」もチェックしてほしいですね。
白鳥:配当利回りって何ですか?
窪田:配当利回りとは、購入した株価に対して1年間でどれだけの配当を受けられるかを示す数値です。
白鳥:??
窪田:会社は収益が出た場合、株主に配当金として割り当てをします。会社によって株価や割り当て金額は異なりますが、一般的には4%を超えると、配当利回りが高いと言われています。
人によって購入する株の銘柄を選ばれる基準はさまざまですが、株主優待でもらえるものといっしょに配当利回りも購入前にぜひチェックしていただきたいですね。
白鳥:そうなんですね。配当金も忘れないようにチェックしなきゃですね。
「ザ・投資」といえる代表的なものを、ざざっと教えてください
白鳥:これまでは株式と投資信託についてのお話が中心でしたが、それ以外の投資商品にはどんなものがありますか?
窪田:「国債」とかでしょうか。
白鳥:国債! 国債は「安心」だって人が言っているのを聞いたことがあるんですが、本当ですか?
窪田:国債は、簡単にいうと国が国民に借金するということです。例えば、災害復興や社会保障など、税収以上にお金を使わなければいけない時に、国は国債を発行して国民に借金をします。国は企業と違って簡単に破産をしないので、それが「安心」と言われている理由ではないかと思います。
ただ、今は国債の金利がほぼ0%なので、投資としての魅力は薄れていますね。
白鳥:あらららぁ。じゃあ日本ではない、ほかの国の国債はどうなのですか?
窪田:日本ではマイナス金利政策がとられているので、日本国債を10年保有しても金利0%、5年国債に至っては金利がマイナス。つまり、預けておいても損をする状態です。
そのような中で、例えばアメリカ国債は10年保有すると2%なので、そちらを選ぶ方もいらっしゃいます。
白鳥:アメリカいいじゃないですか~。ってことは、外国企業の株式も買えたりするんですか?
窪田:日本にいながらにして、アメリカや中国、さらには、これから台頭が予測されているインドといったような、諸外国の株式を買うこともできますよ。
取り扱っている証券会社に限りはありますが、日本よりも成長力のある点などに魅力を感じ、投資される方もいらっしゃいますね。
白鳥:へぇ〜。面白そうです! 私はどこからはじめたらいいでしょうか。