株価が大きく動くと気になるのが「今後の動向」。でも、それを人に聞くと思わぬ大ケガをしてしまうことになるかもしれません。
日経平均株価・TOPIXが25日移動平均線割れ!
先週末、3月8日の日本株は大きく値下がりしました。その結果、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった主要な株式指標は25日移動平均線を割り込んでいます。また、個別銘柄も同様で、多くの銘柄が25日移動平均線を割り込みました。
ここまで順調に上昇してきた指数や個別銘柄の株価が、突然崩れはじめたようにも見えます。このようなとき、皆さんはどのように対処していますか?
多くの方が「ここから株価はどうなるのだろうか?」という漠然とした不安を抱くと思います。そして、自分で考えても良く分からないので他の人のアドバイスを参考にする、という方が多いのではないでしょうか。
今後の株価見通しは「だいたい当たる」
例えば、このようなアドバイスをしている人がいます。(特定の方を非難するつもりは全くありませんので、少し筆者の方で数値などをいじっています)
◯日経平均株価(3月8日現在2万1,025円56銭)の下値メドは2万500円
◯2万500円以下にはまずならないので近づいたら押し目買い
◯上値も重く2万1,500円が限度なので近づいたら売り
要するに、今後の日経平均株価の想定レンジは2万500~2万1,500円であると予想しているのです。そして、このような株価見通しは、実は「だいたい当たる」のです。