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底打ち後の展開を年初の事例から考える
土信田 雅之
テクニカル風林火山
テクニカルアナリストの土信田雅之が、マーケットスピードを用いたテクニカルな視点で国内株式市場の動向を読み解いていきます。

底打ち後の展開を年初の事例から考える

2014/10/24
足元の日経平均の推移ですが、かなり値動きの荒い展開が目立っている印象ですが、ひとまずは10月17日の大きな陰線で底を打ち、ちょうど「V字型」のような格好で戻りを試している状況と言えそうです。
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足元の日経平均の推移ですが、かなり値動きの荒い展開が目立っている印象ですが、ひとまずは10月17日の大きな陰線で底を打ち、ちょうど「V字型」のような格好で戻りを試している状況と言えそうです。下の図1は、10月24日前場終了時点の日経平均(日足)の一目均衡表です。

(図1)直近の日経平均(日足)の動きと一目均衡表

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

10月24日は、米国株市場が大きく上昇したこともあり、日経平均も一段高でスタートしたものの、一目均衡表の「雲」が上値を抑える格好となり、上げ幅を縮小させて陰線となっています。

「景気や企業業績のV字回復」という言葉をよく耳にしますが、テクニカル分析においても、「V字型」の出現は、急落後の急回復(もしくは急上昇後の急反落)という勢いが出ているようなイメージです。ただし、個人的には、急落前の水準を超えていくのか、それとも途中で失速してしまうのか今後の見通しの判断が読みにくく、厄介なパターンではないかと考えています。

少し見づらいですが、下の図2は昨年末あたりからの日経平均の日足チャートです。今年に入って、日経平均が大きく急落した場面は今回を除いて4回ありました。

(図2)日経平均(日足)チャートと急落の場面

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

さらに、図2のチャートを一目均衡表でみたものが次の図3になります。。

(図3)日経平均(日足)の一目均衡表チャート

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

年初の急落で一目均衡表の雲を下抜けて以降、雲のところ(下限と上限)で跳ね返される格好で2回の急落を迎えています。そして3番底を打った後に日経平均が雲を上抜けました。次の急落の場面では雲の下限で底打ち、9月25日の年初来高値に向けた動きの出発点となりました。

今回の急落は、以前にも紹介しました「三役逆転」となっており、年初の急落時に近いイメージです。そのため、今後は何度か雲の上限および下限で跳ね返されることが考えられそうです。とはいえ、年初の急落時の底打ちの水準がその後の下値の目処となっていたため、今回も14,500円が下値の目処として機能しそうです。また、雲の上限が16,000円水準に位置しているところもあり、ある程度の戻りも期待できると思われます。

「値幅の調整は一服したが、日柄の調整が続きそう」というのが現在の立ち位置で、保ち合い相場入りする可能性がありそうです。

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