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円高懸念が上値を押さえ原油反発が下値を支える
窪田 真之
3分でわかる!今日の投資戦略
楽天証券経済研究所の窪田真之と香川 睦が、日本株市場の分析と投資戦略を毎営業日レポートします。 ともに元ファンドマネージャーであり、国内外のマーケット動向に精通。運用者、分析者と…

円高懸念が上値を押さえ原油反発が下値を支える

2016/3/23
22日の日経平均は323円高の17,048円でした。為替が1ドル111円台後半へと、やや円安に動いたことが好感されました。ただ、円高を試す動きがこれで終わったわけではなく、引き続き、円高懸念が上値を押さえています。
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22日の日経平均は323円高の17,048円でした。為替が1ドル111円台後半へと、やや円安に動いたことが好感されました。ただ、円高を試す動きがこれで終わったわけではなく、引き続き、円高懸念が上値を押さえています。一方、原油先物および資源全般に反発が続いていることは、強材料です。原油先物の上昇が日経平均を下支えしています。日経平均は、今しばらく17,000円を中心としたレンジで推移する見込みです。

(1)強弱材料綱引きで、日経平均は17,000円から上下とも大きく動けず

日経平均株価の動き:2016年1月4日-3月22日

日経平均は、3月に入ってから、17,000円を中心に、上へも下へも大きくは動けなくなっています。円高を試す動きが終わっていないこと(弱材料)と、資源価格の反発が続き世界的に株が反発していること(強材料)の、綱引きとなっているためです。

日経平均は、2月12日に15,000円を割れた後、売られ過ぎの反動で、まず16,000円まで急反発しました。2月は16,000円でしばらく膠着しました。3月に入り、一気に17,000円まで反発してから再び、17,000円でやや膠着色が出ています。

16,000円や17,000円などの区切りのいい水準が節目になる必然性はないのですが、多くの投資家が節目として意識するために、結果的に16,000円と17,000円が節目になっています。現在、日経平均は17,000円の節目に留まりつつ、次に18,000円に向けて上放れるか、16,000円に向けて反落するか、見極める局面に入っているわけです。

(2)円高を試す動きは、まだ終わっていない

ドル円為替レートの動き:2016年1月1日―3月22日(日本時間午後9時)

(3)WTI原油先物の反発が続いていることが強材料

WTI原油先物(期近)の動き:2016年1月4日―3月22日

4月17日にOPEC・非OPECの主要産油国が会合を開き、増産凍結で合意するとの期待が、原油反発の背景にあります。イランを除き、増産凍結におおむね賛同が得られると見られています。当初、3月20日に会合を開く予定でしたが、イランが増産凍結に納得しないため、4月17日に会合が延期された経緯があります。

4月17日には、恐らくイランのみに一定の増産枠を与えた上で、その他の主要産油国が増産凍結に合意すると期待されています。ただし、期待通りの合意が得られたとしても、世界的な原油の供給過剰がすぐに解消するわけではありません。足元、売られ過ぎの反動もあり、原油先物の上昇が続いていますが、4月以降、上昇が一服した後、再び下落に転じる可能性はあります。

(4)資源価格がほぼ全面高

原油だけでなく、銅・白金・金・鉄鉱石など、資源価格が一斉に反発しつつあります。天然ガスや穀物など、低迷が続いているものもありますが、資源価格はほぼ全面高となっています。

LME銅地金価格の動き:2016年1月4日―3月21日

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