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新卒社会人のための3つのお金のアドバイス
山崎 俊輔
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新卒社会人のための3つのお金のアドバイス

2016/4/12
今年も新社会人がビジネス街に新鮮な空気を運んでくる季節になりました。まだ着慣れていないスーツや、いかにも就活のときに着ていたというような無難なスーツを着ている若者が歩いていると、フレッシュな印象を与えます。
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新社会人の皆さん、就職おめでとう!

今年も新社会人がビジネス街に新鮮な空気を運んでくる季節になりました。まだ着慣れていないスーツや、いかにも就活のときに着ていたというような無難なスーツを着ている若者が歩いていると、フレッシュな印象を与えます。

この季節に再就職や転職、グループ会社への異動などで働き方を心機一転、という人も多いことでしょう。

今回は、「投資の一歩手前」という人も意識したコラムを寄せたいと思います。新社会人から20代前半のうちに、必ずやっておきたいお金のポイントです。

「なんとなく」マネー雑誌や推奨銘柄を読む前に考えておくべきこととはなんでしょうか。

証券口座を開こう

最初のポイントは、「証券口座の開設」です。別に楽天証券のコラムだから、というわけではなく、これからの世代において証券口座をもつことは当然のこととなっている時代だからです。

資産形成を真剣に考えたとき、銀行の定期預金だけでは力不足であり、個人向け国債に加えて株式もしくは投資信託(ETF)の力を用いる必要があります。

このとき、自分の選択肢を最大限に広げ、かつコストを最大限に抑えようとすれば銀行で投資をするのではなく証券口座を開設することを考えなければなりません。

証券口座については切磋琢磨が続いていますので、どこで口座開設しても大きく不利になることはありません。まずはWEBのデザインをみて自分の好みのサイトをいくつか開設手続きしてみましょう(口座維持手数料は無料ですし、基本的に営業攻勢をかけられることはありませんので、2~3口座まとめて開いておくといい)。

住民票を取り寄せる手間は何度も掛けたくないでしょうし、NISA口座の開設もあわせてやっておきましょう。なお、NISAはひとり1口座しか持てませんので、いくつも開設できませんので注意してください。

社内制度で有利なものはフル活用しよう

2つめのポイントは、「証券口座に入金する前に入金すべき口座を利用する」、という点です。先ほどは証券口座を開けと話しましたが、その前にやっておくべきこともあります。

まず、会社が財形制度をやっていたら、5000円もしくは10000円の積立を始めてください。これは定期預金になりますので(まれに投資信託を買えることもある)、運用で稼ぐのではなく貯金の元本を増やす目的です。

社内に持ち株会があったら、これも無理のない範囲で加入し積み立てます。会社の奨励金がある場合、最初から利息がつくようなものですから見逃せないポイントになります。ただし金額は無理のない程度に抑えてください。ここで愛社精神を発揮する必要はありません(加入は義務ではない)。

最後に、確定拠出年金を会社が制度として採用している場合、「加入するかしないか」の選択肢と、「加入する場合、マッチング拠出で自分のお金を追加入金をするか」の2つの選択肢が与えられることがあります。

そもそもの加入については絶対に加入します。そうしないと見かけ上給与やボーナス額が増えますが、確定拠出年金に積み立てた場合と比べ税金や社会保険料が引かれる分、10~15%損をした額しかもらえないからです。積立後も運用益に非課税というメリットが得られます。

また、追加入金(マッチング拠出)が選択できる場合、まずは選択して上限額を入金します。新卒の場合、会社の掛金が数千円でスタートし、追加入金の上限もそれ以下にとどまりますから、それほど無理な金額になりません。これもまた税制優遇を受けられるお金なので、優先順位は高く利用したい制度です。

積立貯蓄と積立投資をしよう

最後のステップは「メインバンクで積立定期預金」+「証券口座で積立投資信託」を行うということです。

オンラインバンキングのホームページで積立定期預金を選択すればすぐ手続きは完了します。「給与振込日翌日」に「10000円程度」で「1カ月定期」を積み立てる設定にしておきましょう。もし、前述の財形をやっていればこれは積立貯蓄とほぼ同義なので積立定期預金の金額は減らしてもOKです。

積立の投資信託については、とにかく手数料が安いインデックスファンドを1ないし2本選びます。国内株のインデックスファンド(ベンチマークはTOPIX)と海外株のインデックスファンド(先進国のみとするか新興国を含めるかはお好みで)が候補です。

オンラインバンキングを介して銀行口座と連携できることが多いと思いますので、証券口座と連携させておきます。手数料さえ割安であれば(購入時は無料、運用管理費用は年0.5%以下に抑えること)、銀行の取り扱っている投資信託を選んでもかまいません。

運用で稼ぐことより元本の上積みを覚えることが大事

新社会人から20歳代にかけては、「投資をスタートすること」と「積立を行うこと」が資産形成上重要なポイントになります。

まず投資経験は若いうちに少額でしておくべきです。経験は長いほど有利になりますし、失敗しても金額が少ない若いうちはダメージが軽微になるからです。

また、若い頃の資産は運用で稼ぐペースより、毎月の積立のほうが早く増えていきます。10万円をがんばって運用して10%増やしても11万円ですが、毎月の積立で1万円追加入金すればすぐに11万円になります(11万円の元本はさらに増える余地があり、また来月確実に元本が追加入金されればもっと増えるペースは速まる)。

最初は投資について分からないことも多いと思いますが、3つの取り組みを行ってみれば1年後には投資経験(上がったり下がったり)も得られ、投資元本や貯蓄元本の分だけ確実に資産が増え、そして経済に対する意識や知識は同期と違ってくるはずです。

最初の一年に、何重にも意味のある経験ができると思いますので、ぜひ3つの行動をしてみてください。

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