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「柴田法則」個別銘柄分析6月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析6月第2週

2010/6/14
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6146 ディスコ 東証1部

2008年9月のリーマンショックの暴落から、2008年12月4日の1,470円で底打ちとなり、上昇角度を(1)→(2)→(3)→(4)と上げて、2009年7月13日の3,690円の安値からの上昇トレンド(4)の2009年9月25日の6,190円で当面のピークとなりました。ここから、2009年11月4日の4,570円まで調整したあと、高値圏での三角保ち合いを形成し、この保ち合いの中で今年2月26日の4,830円を安値に3月5日に5,080円で買転換し、連続のろく買で保ち合いを上放れし、4月22日に6,800円の年初来高値をつけました。このあと、5月6日の6,440円で短期の売転換が出現し、5月26日の5,420円まで下落して反発となっています。チャートを引き直してみると、昨年11月4日の4,570円の安値からの上昇トレンド(C)を形成しており、5,420円を切らなければ上値を試していくことになります。外資系証券が6月3日(木)に投資判断を引き上げたことで、6月4日(金)に6,480円まで上昇し、欧州財政問題の再燃を受けて下落となっています。押し目買い有利といえます。

ディスコ

7270 富士重工業 東証1部

2006年4月21日の747円の高値からの下降トレンド(A)の中で、サブプライムローンとリーマンショックからの暴落で2008年12月18日の223円で底打ちとなりました。ここから、末広がり三角形(B)の上昇となり、この中で2009年5月7日の430円、2009年8月14日の440円のダブル天井のような形となって下放れし、2009年10月5日の311円、2009年11月19日の321円と2点底をつけボックス相場の形となりました。2009年11月12日の357円で買転換が出現してもみあったあと、上放れしボックス相場を一気に抜けました。そして、今年2月25日の393円まで押し目を入れて急伸し、4月27日の540円まで上昇して高値圏でのもみあいとなって、5月25日の481円まで下げて再上昇となり、6月4日(金)に北米事業について営業利益が前期比4割増の450億円となったことが発表され、573円の年初来高値更新となりました。押し目買い有利といえます。

富士重工業

8001 伊藤忠商事 東証1部

2007年7月17日の1,591円からの下降トレンドの中で、サブプライム問題とリーマンショックから暴落となり、2008年10月28日に380円で底打ちとなりました。ここから2008年11月5日の566円まで反発したあと、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(B)となりました。この中で、2008年12月4日の386円、2009年3月4日の393円と3点底をつけ、この393円を安値に上放れとなり、2009年3月17日に448円で買転換が出現し、2009年6月2日の746円までの上昇となりました。ここから、2009年11月4日の557円まで約6カ月調整したあと2段目の上昇となり、今年4月15日の909円まで上昇しましたが、2007年7月17日の1,591円からの下降トレンドライン(A)にアタマを押さえられ下落となっています。2009年11月4日の557円から今年4月15日の909円までの上昇幅の二分の一押し(733円)を、5月28日の702円で少し下回って反発しもみあっているところです。1段目の上昇後の調整も、2009年3月4日の393円から2009年6月2日の746円までの上昇幅の二分の一押し(507円)を少し下回る2009年11月4日の557円をつけて反発していますので、このパターンで2段目の調整も、今年5月28日の702円を安値に反発というパターンも考えられます。ただし、3段目の上昇は下降トレンドライン(A)に押さえられる可能性が高いので、目先は800円目標というところでしょう。6月4日(金)には、米GEと太陽光発電や風力発電などのエネルギー分野での提携を発表しました。

伊藤忠商事

9735 セコム 東証1部

2007年11月29日の6,340円の高値から本格調整入りとなり、2008年6月16日の5,330円の戻り高値のあとリーマンショックから暴落となって2008年10月29日の2,790円で底打ちとなりました。ここから2008年11月26日の4,700円まで急速に戻したあと、2009年3月4日の3,100円まで急落し、その後緩やかな上昇トレンド(B)を上に抜き、2009年10月1日の4,640円まで上昇しました。しかし、2008年の11月26日の4,700円を抜けず、今年1月5日の4,540円で戻りの2番天井をつけて調整入りとなり、上昇トレンド(B)を下に切ってしまいました。2月9日の3,965円の安値から戻りを試すものの、上昇トレンド(B)の下値斜線が上値抵抗ラインに変化しており、3月17日の4,255円をつけたあとは下降トレンド(C)を形成しています。業績は底堅く、11年3月期も経常益は増加の見通しですが、予想の範囲内であり6月4日(金)には外資系証券会社より目標株価を引き下げられています。チャートをみる限り、4,000円から上値は重く、3月17日の4,355円を終値で超えるまでは見送りがいいという形です。

セコム

9433 KDDI 東証1部

6月7日(月)に固定通信事業が7期ぶりに黒字転換となることや当社と住友商事、JCOMの3社が提携で大筋合意と伝えられ、406,000円の年初来安値をつけたあと反発となって420,500円で短期の買転換出現となりました。チャートでみると、2008年5月30日の732,000円の高値からの調整で、9月のリーマンショックを受けて、2008年10月10日の480,000円まで下落し、2008年12月9日の652,000円まで反発するものの再急落となって2009年3月18日に419,000円で当面の底打ちとなりました。2009年4月24日の433,000円を2番底に2009年5月1日に449,000円で買転換が出現し、上昇トレンド(B)を形成して2009年9月4日に575,000円まで上昇しました。ここをピークに2009年11月11日の445,000円まで下落し、今年1月15日の553,000円で戻り高値となり、1月27日の475,500円まで下げたあと緩やかな下降トレンド(C)を形成し、4月19日に461,500円で売転換となって下放れとなりました。そして、6月7日に2009年3月18日の419,000円を下に切る406,000円まで下落して、短期の買転換が出現したところです。ここで買えるのかとなるとチャートをみる限りリスクがあります。大きな下降トレンド(A)の中で、下向きの先細三角形の保ち合い(D)となっており、煮詰まった形にはなりつつありますが、このまま戻りにはいっても450,000円がフシで最大で460,000円ぐらいのものでしょう。

KDDI

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