2023年10月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

 米国株式は割安感がある水準まで下落したと考えていたので、10月は全世界株・日本株投信などを売却し、米国株関連投信に寄せました。

 2023年のS&P500は、過去最高値の更新回数が0回です。年間の過去最高値が0回だった場合、翌年のリターンの過去実績は良好となっており、平均で+13.1%のリターンを出しています。米国大統領が再選の選挙に臨む4年目も、パフォーマンスが良好であり、2024年半ばまでは上昇を期待できると考えています。

2023年10月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!

 10月は世界的に株価が下落しました。グロース株がよい水準まで調整し、リバウンドを期待できると考えて、バリュー関連投信→グロース関連投信へスイッチングしました。

 米国の家計状況で、金利上昇が懸念されています。確かに、可処分所得に占める住宅ローン以外の金利負担は、2020年以来の高水準です。しかし、依然として歴史的には低水準です。

 また、米国の住宅ローンは固定金利が主流なので、既存の借入残高は利上げの悪影響を受けておらず、住宅ローン金利支払額は依然として過去最低水準です。経済の崩壊はもう少し先だと考えています。