3:投資計画を立て、買うべき投資信託のタイプを決める

 では、投資する投資信託はどれにしようかな? ◯◯インデックスファンド? ◯◯プラス? 投資信託の選び方が分からない…。

 そんな風につまずきそうになった投資未経験者も多いハズです。安心してください。あなただけではありません!

 まず、投資信託で投資したいと考えた理由がありますよね。

「50万円はいま取り立てて使い途がないから、銀行預金より少しでも利益が出れば」

「自分はまだ若いので、リスクも取る代わりに積極的に投資をしたい」

「退職までに老後資金を安全に増やしたい」などいろいろな理由があると思います。

 こういう投資する動機に合った運用方針の投資信託を見つけましょう。投資信託の銘柄は5,918もあるのですから(2022年8月末現在)。

 なんとなく投信の銘柄を選ぶのではなく、どういう運用を目指し、どんな金融商品で投資対象国はどこなのかといった観点から投信のタイプを見分けながら、銘柄を探していきます。

 例えば、あなたが会社の面接官だとしたら、応募してきた人の中から会社の発展に貢献をしてくれそうな人を見極めるため、「資格は何を持っているか」「これまでどんな仕事をしてきたか」など、いろいろな能力を知ろうとしますよね。投信選びはこれと似ているところがあるかもしれません。

 大切なお金を預ける投信です。急がず、丁寧に選びましょう。 

 次は、投資信託の正しい選び方について、解説します。

■知識ゼロからの投資・投資信託入門講座

01 投資信託スタート前に

02 投資信託はどうやるの?

03 投資信託の正しい選び方

04 投資信託のメリット、デメリット

05 知らなきゃソン!投資信託は税優遇メリット大

06 投資信託を売るときはどうする?留意点は?