今後の市場は広い取引レンジ内で推移!?
7月16日のブルームバーグの記事『S&P500は中間地帯、急上昇も急低下もせず-ヘッジファンド運用者』によると、当たり屋といわれるヘッジファンド「ペコニック・パートナーズ」のビル・ハーニッシュは、昨年の弱気相場でのショートや潮目が変わったタイミングでのロングで大きく稼いだが、今後の市場は「広い取引レンジ内で推移」と予想しているらしい。
1968年に金融業界に入ったハーニッシュはインタビューで「われわれは中間地帯に入った。相場は急上昇も急低下もしていない」と述べた。
2023年4月19日のナスダック100指数に占める全100社の構成比

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ドル/円(日足)

メガトレンドフォローVer2.0の売買シグナル(赤:買いトレンド・黄:売りトレンド)
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ここでは多くを述べないが、今後の相場の行方や日本銀行の金融政策は、来年の米大統領選挙と密接に絡んでくる。大きな危機の到来は来年の米大統領選挙後になるのではないだろうか? 2024年以降は、世界金融危機(リーマンショック)後の国家管理相場の「後始末」の時期が到来しそうだ。
レイ・ダリオの「帝国のビッグサイクル」
