つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)で定番の人気の投資信託は、米国の代表的な指数である「S&P500」に連動したインデックスファンド。S&P500の特徴として間違っているのは?

  • 指数に採用されている銘柄の業種で、一番多いのは金融(2023年現在)
  • 年4回銘柄入れ替えが検討・実施される
  • 4四半期連続で黒字の企業が採用される

ヒント

S&P500は会社の規模、取引のしやすさ、業績などをもとに選んだ米国の優良企業500社の株価を指数化したもの。1923年に創設され、1957年に現在と同じ指数算定基準になりました。

解答

1:指数に採用されている銘柄の業種で一番多いのは金融(2023年現在)

S&P500の採用条件には、米国企業であること、時価総額が大きな大型株、株式市場で取引されている浮動株が発行済株式総数の50%以上、4四半期連続で黒字、といったものがあります。年4回、毎四半期ごとに銘柄の入れ替えが検討・実施されます。 採用銘柄は、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)など情報技術セクターが最も多いので、1が間違いです。次いでヘルスケア、一般消費財、金融といった業種の比率が高くなっています。S&P500は米国を代表する株価指数で、多くの機関投資家が運用の指針にしています。

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