※この記事は2020年9月21日に掲載されたものです。
ロスカットとは?
ロスカットとは、証拠金以上の損失が拡大しないように、証拠金維持率を割り込んだ時点で持っている建玉(ポジション)を、自動的に清算(決済)することです。
証拠金維持率とは、純資産(現金残高から未決済の取引中評価損益を反映したもの)を必要証拠金で割ったものです。基本的にFXはロスカットによって、証拠金以上の損失は発生しない仕組みを持っており、証拠金維持率が50~100%を下回るとロスカットが発動するように設定されているところが多くなっています。また、ロスカットが発動するタイミングを任意で設定できる会社もあります。
しかし、為替レートが急激に変動した場合には、ロスカットが間に合わず、想定外の為替レートで約定(執行)してしまうことがあります。その場合は、預け入れた証拠金を上回る損失となる可能性があり、注意が必要です。
ロスカットは、証拠金の大半を失う強制決済です。レバレッジを高く設定しすぎず、証拠金に余裕のある取引をしましょう。
まとめ●FXのロスカットとは? |
証拠金以上の損失が拡大しないように、証拠金以上の損失は発生しない仕組み。 |
次は、FXでかかるコストはどれくらい?について、解説します。
■知識ゼロからの投資・FX入門講座 01 FXって何? 03 FXの特徴は? 05 FXのスタート方法は? 07 レバレッジとは? 08 ロスカットとは? 10 FX取引の流れをナビ! |