業績回復が鮮明で株価上昇も見込める!ほかにはこんな優待株も

 30万円以下という縛りをなくすと、さらに業績回復が鮮明な3月優待株があります。

 3月優待という縛り自体をなくすと、優待株の多くがコロナ禍で大打撃を受けただけあって、逆にコロナ収束で業績回復が際立つ銘柄が多数あります。

銘柄名 購入金額
(100株)
優待内容
共立メンテナンス(9616) 53万1,000円 天然温泉付きホテル「ドーミーイン」やリゾートホテルを運営。ホテル事業の回復に続き、今後は留学生向け学生寮の業績が上向く。3月・9月末に100株保有で、ホテルなど同社運営施設で利用できる優待割引券1,000円分などが贈呈される。
寿スピリッツ(2222) 86万2,000円 「東京ミルクチーズ工場」や「小樽洋菓子舗ルタオ」などが人気の洋菓子メーカー。国内旅行に対する公的支援の追い風を受け、土産・ギフト向け販売が絶好調。今後は中国人観光客の爆買いに期待。3月末に100株保有で2,000円相当の同社グループ製品贈呈。
鳥貴族ホールディングス(3193) 20万1,000円 焼き鳥チェーン大手。既存店売上高の回復が続いており、今2023年3月期は前期比2倍の1株あたり8円の配当を見込む。株価も徐々に回復中。1月・7月末に100株保有で1,000円分の食事券贈呈。
アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198) 6万3,000円 ゲストハウス型の婚礼会場を運営。2023年10月期はコロナ収束で既存店の婚礼件数が急増。4月末に100株保有で、自社特選菓子1,500円相当のほか、指定されたフレンチレストランの割引券3枚がもらえる。
コシダカホールディングス(2157) 8万8,400円 カラオケチェーン「カラオケまねきねこ」「ワンカラ」を運営。コロナ自粛の解除で業績回復が続く。8月末に100株で、同社店舗で使える2,000円分の優待券贈呈。株価は上昇トレンドの調整局面にあり、押し目買いのチャンスと見なすこともできる。
ツカダ・グローバルホールディング(2418) 4万500円 前2022年12月期に主力の婚礼事業が回復し、復配を実現。今期は拡大中のホテル事業も上向きそうで、株価も戻り歩調。6月・12月末に100株以上保有で一律、同社グループ施設内のレストラン代金などが割引される優待券2枚贈呈。
※最低購入金額は2023年2月24日の終値で計算。