まつのすけ、今月の注目銘柄!

eMAXIS NASDAQ100インデックス

 米国の大型ハイテク企業が中心の「NASDAQ100指数」への連動を目的とした運用を行うインデックス投信です。原則として為替ヘッジは行わず、ドル/円が円安になるとプラス材料となります。2020~2021年は絶好調でしたが、今年はバリュー株投信に劣後する傾向となっています。

 組入上位銘柄はアップル、マイクロソフト、Amazon、テスラ、アルファベット(Google)、メタプラットフォームズ(FacebookやInstagramなど)、エヌビディア、ペプシコ、コストコなど、有名企業がそろっています。

 2020~2021年はパフォーマンスが極めてよい状況でしたが、金利感応度が高く、大幅利上げの今年は軟調です。

 過去データでは米国30年債利回りが3%を超える局面では、NASDAQのパフォーマンスはバリュー株に見劣る傾向があります。ただ、仮に今後インフレがピークアウトして金利が低下すると、大きくリバウンドするポテンシャルはあり、インフレ・金利の動向によっては要注目の投信です。

まつのすけ、今月のがっかり

 10月は米国株が目覚ましくリバウンドし、世界株、日本株、その他数多くの地域に対してアウトパフォームしました。私も米国株メインなのでその点はよかったのですが、NYダウやNASDAQ次世代50のウエートが低かったのが、がっかりでした。

 確かに米国株というジャンルの選択は適切でした。しかし、米国株に投資する投資信託には多種多様なタイプがあり、その中での投信選定では、より良い選択肢があったのが反省材料です。