2022年10月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2022年10月1日から10月31日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、つみたてNISAで買えるもの、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で買えるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
1位 iFree NYダウ・インデックス つみたてNISA
騰落率:15.20%
どんなファンド?
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(円ベース)の動きに連動する投信です。ダウ・ジョーンズ工業株価平均採用の全銘柄に投資を行うファンドですが、組入上位銘柄は、ユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックス、ホーム・デポ、マイクロソフト、マクドナルド、アムジェン(世界最大規模の独立バイオテクノロジー企業)、VISA、ハネウェル(電子制御システムや自動化機器を製造販売の大手)、キャタピラー(ディーゼルおよび天然ガスエンジンも手掛ける建設機械および鉱山機械企業の大手)、トラベラーズ(損害保険会社大手)です。
まつのすけコメント
10月は、主要株価指数の中では、NYダウが好調なパフォーマンスでした。このところ決算ミスが多いIT銘柄の組入比率が低いのが奏功しています。S&P500と比較すると偏りがある株価指数ですが、それがプラスに働いた1カ月でした。
2位 iFreeレバレッジNASDAQ 次世代50
騰落率:13.79%
どんなファンド?
NASDAQの主要中小型株の株価指数であるNASDAQ Q-50指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることを目指す投信です。組入上位銘柄は、ENPHASE ENERGY、RIVIAN AUTOMOTIVE、WARNER BROS. DISCOVERY、COSTAR GROUP(米国の商業不動産業界向けマーケティングサービス企業)、ON SEMICONDUCTOR(半導体製造企業)、GLOBALFOUNDRIES(半導体製造企業)、TRADE DESK(デジタル広告関連企業) 、ALNYLAM PHARMACEUTICALS(医療業界大手)、CDW(教育、医療などに強いITソリューション企業)、BAKER HUGHES(エネルギーテクノロジー企業)です。
まつのすけコメント
10月はバリュー株だけではなく、ドル高の悪影響を受けにくい中小型株のハイテク企業が多いNASDAQ 次世代50も堅調でした。利上げが最終局面になってきて、徐々に業績へと注目があたりつつある印象です。
3位 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
騰落率:13.64%
どんなファンド?
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)に連動する投信です。組入上位銘柄は、ジョンソン&ジョンソン、エクソンモービル、JPモルガン、P&G、シェブロン(石油関連企業)、ホーム・デポ、ファイザー、イーライリリー(製薬会社大手)、コカ・コーラ、ペプシコです。
まつのすけコメント
リセッションが懸念されている中、金融グループのJPモルガンが予想を上回る決算となり、堅調な推移でした。構成比率が高い金融・ヘルスケア・生活必需品の関連企業は、おおむね成長が続いています。
4位 iFreeレバレッジ S&P500
騰落率:13.47%
どんなファンド?
S&P500(米ドルベース)の値動きの、2倍程度の基準価額を目指す投資信託です。組入上位銘柄はアップル、マイクロソフト、Amazon、テスラ、アルファベット(Google)、バークシャーハサウェイ、ユナイテッドヘルス、ジョンソン&ジョンソン、エクソンモービルです。
まつのすけコメント
ウォーレン・バフェットも投資を推奨している株価指数である「S&P500」の、2倍の値動きとなるレバレッジ投信です。Amazon、
アルファベット(Google)、テスラなどは軟調でしたが、アップル、バークシャーハサウェイ、エクソンモービルなどは好調となっています。
5位 野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族)
騰落率:12.06%
どんなファンド?
S&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)の動きに連動する投信です。組入上位銘柄は、アルベマール(機能化学品企業)、カーディナルヘルス、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(食用油の原料となる大豆や綿花、トウモロコシなどに強みを持つ穀物企業大手)、ジェニュイン・パーツ(自動車部品、オフィス用品などに強い米国大手流通企業)、W.W. グレインジャー(企業・政府機関用の備品販売業者。モノタロウの親会社)です。
まつのすけコメント
25年以上連続で増配している銘柄が対象の株価指数となっており、幅広い業種に分散しているのが特徴です。今年は主要株価指数を上回る月も多くなっています。
6位以下はこちら!
7位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
9位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド