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個人投資家サーベイ:楽天DI:2008年11月
楽天証券経済研究所
個人投資家サーベイ 楽天DI
楽天証券では、口座をお持ちの方に毎月1回、日本株や為替の見通しについてアンケートを行い、その結果を楽天証券経済研究所が分析してレポート。月替わりで時事性のあるテーマについても調査…

個人投資家サーベイ:楽天DI:2008年11月

2008/11/25
楽天証券では、投資家の皆さまに投資動向のアンケートを定期的に実施し、個人投資家サーベイとして「楽天証券DI」を毎月第一金曜日に発表しております。DIとはDiffusion Indexの略で、個人投資家の現状認識がどちらの方向に向いているかを示す指数です。
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はじめに

楽天DIも今回で2回目となります。前回以上に多くの方に、実はおよそ5倍の方々がアンケートにご回答いただきました。お忙しい中をご協力いただきましたことに厚く御礼申し上げます。ただ、まだまだ時系列データとして有為性を訴えられる回数にはなっていません。今後とも楽天DIの主旨をご理解いただきまして、ご協力を引き続きお願い申し上げる次第です。来月も月初にアンケートをお願いする予定にしております。

楽天証券経済研究所 チーフストラテジスト 大島和隆

1.日経平均の見通し

Q1: 11月4日と1カ月後の日経平均の見通し DI= +7.28
  (10月4日と1カ月後の日経平均の見通し DI= △48.21)
Q2: 11月4日と3カ月後の日経平均の見通し DI= +13.76
  (10月6日と3カ月後の日経平均の見通し DI= △9.82)

 

第二回目の基準日となった11月4日の日経平均株価は、前回実施時に比べて1,358.49円のマイナスとなる9,114.60円。とはいえ、直前に7,000円台割れも見た後の安心感も手伝ってか、株価の見通しについては1カ月先も3カ月先も同様にDIはプラスになりました。前回が共に大きくマイナスだったことからするとかなり大きな変化だといえます。また前回のDIが大きくマイナス(弱気見通しが多い)だったのを受けて、株式市場が急落しているあたりに、楽天DIは第一回目とはいえ、その有効性に早くも期待を寄せてしまいます。

Q1とQ2を比較すると、アンケートにご回答いただいたお客様の31%が足元を強気、3カ月先になると39%の方が強気になる一方、足元弱気な方は24%で、3カ月先は26%になります。中立である比率は45%から35%へと変化し、現状より先々の方が、不透明感が晴れてくるようです。3ヵ月後、すなわち来年の1月に向かっての何かが変わるという期待が見て取れます。そこには新米国大統領がホワイトハウスの新しい主人として入ることへの期待感があるのかもしれません。因みにアンケート集計期間にオバマ候補の当選確実が明らかになっています。

Q1とQ2のリンクですが、傾向としては1カ月先も強気なら3カ月先も強気という人は72.8%におよび、20.0%の人が中立に変わります。足もとは中立と考えられた方の3分の1が3ヵ月後は強気に転じ、半数は3ヵ月後も中立のまま、逆に足もと弱気と答えた方はやはり3ヵ月後についても67.8%が弱気のまま、という結果がでました。

今回のアンケート結果が前回同様、市場心理を示唆しているものとするならば、結果からぼんやり見えてくるのは、市場が上昇傾向を見る可能性は高いということかも知れません。ただまだ統計としての有為性を確立しているとは言い切れないため、あくまでも期待感だということにさせていただきます。

2.為替相場の見通し

  ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
今回 DI=△6.03 DI=△14.75 DI=△9.53
前回 DI=△63.39 DI=△65.18 DI=△46.43

今回のアンケートの結果では、全ての通貨について投資家は円高方向に見ていること自体は変わりませんが、数値的にはかなり弱くなっており、円高局面に一服感が出始めていると捉えている人が多くなってきていると見て取れます。数値的に見ると、ドル/円の円高傾向の一服感が一番高い一方で、ユーロ/円の動きはまだ円高に振れる可能性を見ている方が多いように見て取れます。

3.今後注目する投資先

(複数回答)

  今回 前回
アメリカ 29.14% 20.09% 9.05%
EU諸国 16.10% 13.39% 2.70%
ブラジル 25.09% 37.50% △12.41%
ロシア 13.85% 13.39% 0.46%
インド 38.76% 34.82% 3.94%
中国 27.52% 22.77% 4.75%
中東・北アフリカ 11.51% 15.18% △3.67%
東南アジア 17.18% 14.29% 2.89%
中南米 7.73% 8.93% △2.09%
東欧 6.83% 8.93% △2.09%

今回も複数のご回答をいただいています。まず一番目を引くのが、「注目する投資先」として米国市場が9%超ジャンプアップしたこと、その一方でブラジルや中南米、或いは中東・北アフリカや東欧など新興国の比率が落ちたことです。やはり「レイムダック現象」が解消される米国が期待を集める一方で、カントリー・リスクの高まりを感じられている投資家が増えていることが顕著に出ているように思われます。

4.今後注目する投資商品

(複数回答)

  今回 前回
国内株式 78.78% 75.45% 3.33%
外国株式 22.66% 19.20% 3.47%
投資信託 23.29% 21.88% 1.42%
ETF 21.22% 23.21% △1.99%
FX 23.92% 19.20% 4.72%
国内債券 6.38% 8.48% △2.10%
海外債券 10.88% 12.95% △2.07%
18.35% 24.11% △5.76%
原油 4.95% 5.80% △0.86%
商品 4.59% 5.36% △0.77%
REIT 9.35% 8.93% 0.42%

前回も多いと思われましたが、今回更に日本株の人気が高まっています。 その数78.78%、およそ10人に8人の方が日本株を注目する商品として捉えられています。外国株式が増えていることも注目したいところですが、FXが対前回比でみると一番得票数を伸ばしているところは、弊社の実際の口座数の推移などと同じ傾向を示しています。一方、金の人気剥落のインプリケーションを考えています。つまり、よく言われているグローバル・マクロに対する考え方はちょっと違うのかも知れないということです。このあたりのことについては私の週刊メルマガの方に何度か書いておりますが、“逃避先”として金が求められていないことを意味しています。投資家は案外予想以上にリスクテイクする姿勢を高めつつあるのかも知れないと感じています。

「DI(Diffusion Index)」とは

景気判断に用いられる諸指標を選定し、現状認識がどちらの方向に向いているかを示す指数。『楽天DI』では、日銀短観と同じ計算方法を採用し、「(強気回答数-弱気回答数)÷全回答数×100」、「(円安回答数-円高回答数)÷全回答数×100」で算出いたします。

【各指標の見方は以下の通りです。】
日経平均 DIがプラス→強気、DIがマイナス→弱気
為替   DIがプラス→円安、DIがマイナス→円高
すべての回答が中立だった場合、DIは0となります。

本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて楽天証券株式会社が作成・提供したものですが、情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。また、売買に関する勧誘を意図して作成したものではありません。投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。ストラテジストの見解や評価、予測は本資料作成時点での判断であり、予告なしに変更されることがあります。この資料の著作権は楽天証券に帰属しており、事前の承諾なく本資料の全部または一部を引用、複製、転送などにより使用することを禁じます。

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