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個人投資家サーベイ:楽天DI:2008年10月
楽天証券経済研究所
個人投資家サーベイ 楽天DI
楽天証券では、口座をお持ちの方に毎月1回、日本株や為替の見通しについてアンケートを行い、その結果を楽天証券経済研究所が分析してレポート。月替わりで時事性のあるテーマについても調査…

個人投資家サーベイ:楽天DI:2008年10月

2008/10/25
楽天証券では、投資家の皆さまに投資動向のアンケートを定期的に実施し、個人投資家サーベイとして「楽天証券DI」を毎月第一金曜日に発表しております。DIとはDiffusion Indexの略で、個人投資家の現状認識がどちらの方向に向いているかを示す指数です。
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はじめに

「心理学を征する者が市場に勝つ!」とよく言われます。ノーベル経済学賞を取ったような天才が、数学や最新の投資工学を駆使して計算しようとも、逆に単純にサイコロを転がしただけのような発想からでも、「買う」か「売る」しか、言い換えれば「上がる」か「下がる」かの二つに一つの答えしかないのが資本市場です。「買いたい」と思う人の気持ちがより強ければ値段は上がりますし、逆に「売りたい」と思う人の気持の方が強ければ値段は下がります。勿論、大根一本に1万円も払う人は滅多に居ないように、物にはある程度「適正な値段」というのは暗黙の了解のうちにあるはずで、それを見つけ出そうと多くの賢人たちが知恵を絞りあっているわけですが、突き詰めて考えていくと市場参加者が何をどう考えているかということが一番大事な価格決定要因だということは可能です。

それゆえ心理学こそ最高の投資工学とも言われるわけですが、市場参加者が何をどう考えているのかということを把握する方法というのは、案外あるようでありません。チャート分析の真髄も実は心理学です。例えば25日移動平均線というのは、直近の25営業日、普通に考えると直近の約一月間に市場参加者が取引をした平均値段ですから、それよりも現在の値段が上ならば、最近買った人の多くは儲かっている場合の方が多いだろうという推論が成り立ちます。ならば「売りたい(利食いたい)」と思う人が多いのかな?とか、市場心理が読めるような気がするわけです。その集大成がテクニカル分析ですが、要するに心理学なのです。

そこで楽天証券経済研究所では、楽天証券で現在お取引をいただいているお客様を対象にネット証券ならではの優位性を活かして毎月アンケートを実施、お客様が市場の先々をどのようにお考えかを直接お伺いし、その結果をDI(Diffusion Index)として集計、市場参加者の心理把握の一助にしていただければと考えて、ここに個人投資家投資サーベイ「楽天DI」を始めさせていただく次第です。

ただ、はじめた当初は時系列でのデータ評価(チャート化するなど)ということが出来ないことと、当然お客様の認知度も低いため、必ずしも全てのお客様が面倒なアンケートにお答えいただける訳ではございませんので、皆様のご協力を徐々に得ながら、段々と精度・確度を高めていきたいと考えております。是非、趣旨をご理解いただいて、お手数をお掛けしますが、ちょこちょこっとクリックしていただくだけですので、毎月のアンケートの方にもご協力を賜れればと思っております。よろしくお願い申し上げます。

楽天証券経済研究所 チーフストラテジスト 大島和隆

Q1:10月6日と1カ月後の日経平均の見通し DI=△48.21
Q2:10月6日と3カ月後の日経平均の見通し DI=△9.82

日経平均株価の先々の見通しは1ヵ月後先も3カ月先も共にDIはマイナス、前者が△48.21で後者が△9.82となり、目先の方がより悲観的ながらも、年明け1月頃には少しは回復しているというようなイメージを持たれているかに思われます。
まだ時系列に比較が出来ませんが、1カ月先の見通しの関しては、強気1に対して、中立が2、そして弱気が5といった割合で、3カ月先になるとそれぞれが1:1:1とほぼ拮抗し、やや強気が少ないという感じです。
やはり11月に行われる米国大統領選挙に向かって株式市場は低迷するものの、年明けには新大統領が決まるので、そこまで弱気でいることもないと思う投資家の方が多いのかもしれません。

 

Q3:1カ月後の為替相場の見通し

ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円
DI=△63.39 DI=△65.18 DI=△46.43

今回のアンケートの結果では、全ての通貨について投資家は円高方向を見ているという結果になりました。対ドル、対ユーロについてはおおよそ1対7の割合で円高を見る人が多く、対豪ドルでも1対5程度の割合で円高を予想されています。 今回は初回のため、こうした予想が、その後の市場動向にどの程度則した結果となったかの評価が出来ませんが、データが蓄積されていくうちに段々と傾向値がつかめてくるだろうと思っています。

 

Q4: 今後、注目する投資先

複数の回答をいただくようにしたので、全体の3分の1以上の方がブラジル(37.5%)とインド(34.82%)を注目先として回答いただきました。BRIC’sと一般に言われますが、残る中国は22.77%で、ロシアはグルジア問題などの影響とも思われますが13.39%となり、すでに単純に新興国とは括れなくなってきた現状を垣間見ます。

(複数回答)

アメリカ 20.09%
EU諸国 13.39%
ブラジル 37.50%
ロシア 13.39%
インド 34.82%
中国 22.77%
中東・北アフリカ 15.18%
東南アジア 14.29%
中南米 12.95%
東欧 8.93%

Q5: 今後、注目する商品

なんと全体の75.45%にあたる人が日本株を今後注目する商品としてご回答をいただきました。アンケート実施時点の日経平均株価は10,473.09円(10/6大引)で、現状よりもおよそ2,000円程度高い段階となりますが、その時点ですでにこのレベルということは心強い限りに思います。

(複数回答)

国内株式 75.45%
外国株式 19.20%
投資信託 21.88%
ETF 23.21%
FX
(外国為替証拠金取引)
19.20%
国内債券 8.48%
海外債券 12.95%
24.11%
原油 5.80%
商品 5.36%
REIT 8.93%

「DI(Diffusion Index)」とは

景気判断に用いられる諸指標を選定し、現状認識がどちらの方向に向いているかを示す指数。『楽天DI』では、日銀短観と同じ計算方法を採用し、「(強気回答数-弱気回答数)÷全回答数×100」、「(円安回答数-円高回答数)÷全回答数×100」で算出いたします。

【各指標の見方は以下の通りです。】
日経平均 DIがプラス→強気、DIがマイナス→弱気
為替   DIがプラス→円安、DIがマイナス→円高
すべての回答が中立だった場合、DIは0となります。

本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて楽天証券株式会社が作成・提供したものですが、情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。また、売買に関する勧誘を意図して作成したものではありません。投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。ストラテジストの見解や評価、予測は本資料作成時点での判断であり、予告なしに変更されることがあります。この資料の著作権は楽天証券に帰属しており、事前の承諾なく本資料の全部または一部を引用、複製、転送などにより使用することを禁じます。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

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本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

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