主婦(主夫)などで課税所得ゼロだと「所得控除」メリットはない

 iDeCoの3つの節税メリットのうち、すぐに恩恵が表れるのは、拠出金が所得控除になることでした。ただし、課税所得がゼロで、所得税を納めていない場合は、そのメリットがありません。

iDeCoでの年間拠出金上限は、勤務先や働き方によって異なる

 以下の通り、加入資格・年間の拠出金上限などが決められています。

<iDeCoの概要>

(出所:楽天証券が作成)

 iDeCoに年間いくら拠出できるか、上の表に示した通り、勤務先や働き方によって異なります。iDeCo枠は、目いっぱいまで使い、3つの節税メリットをフルに活用していくことが良いと思います。

▼著者おすすめのバックナンバー

2022年8月3日:NISAとつみたてNISA、どちらが良い?徹底比較
2022年5月18日:iDeCo(イデコ)、60~64歳も加入可能に。74歳まで非課税投資を続ける選択肢も