6928 エノモト 東証1部

PER(株価収益率)6.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.55倍、配当利回り3.38%

 2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+28.0%の20.00億円、経常利益+31.3%の20.50億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2019年6月4日の700円を安値に、上昇局面で12月24日に1,539円の高値をつけ、その後のコロナ相場での急落局面で2020年3月13日に692円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)に転換しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、5月12日に1,086円まで自律反発したあと、もみあって8月3日に930円まで押し目を入れ、ここから急上昇となって2021年4月9日に2,380円の年初来高値更新となりました。

 ここをピークに8月23日に1,480円まで下げて反発し、10月29日に2,035円の戻り高値をつけて、12月21日に1,631円まで下げ、今年の1月17日に1,908円まで戻したあと上昇トレンド(A)を下に切る下放れとなって、2月24日に1,373円まで下げています。戻り高値をつけたあとの下放れだけに全体相場の動きによっては下値を探る展開の可能性もあります。

 2021年4月9日の2,380円をピークとする下げで、8月23日に1,480円と1/2押し(1,536円)を下回って反発し、10月29日に2,035円まで戻して再下落となり、今年の1月17日に1,908円まで戻して2番天井となり、上昇トレンド(A)を下放れし、2月24日の1,373円と8月23日の安値1,480円も下に切りました。

 2段下げの形ですので戻り売りの形となります。目先は1,800円水準が戻り売りのゾーンとなり、さらに大きく下げれば買い戻しの目安となるところです。