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相場はテクニカル主導-絵で見る為替相場
石原 順
外為市場アウトルック
リーマンショックの影響による景気回復に向けた歳出の増大が、世界中で財政赤字の拡大を招いた。政治家は財政再建をしなければならず、その結果、景気対策は中央銀行に押し付けられることにな…

相場はテクニカル主導-絵で見る為替相場

2010/3/26
数社の海外ファンドの運用を担当する現役ファンドマネージャーとして活躍する石原順氏による外国為替市場レポート「外為市場アウトルック」。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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新しく始めたブログ「石原順の日々の泡」でも取り上げたが、今週は24日(水)がトレンド・デーとなり、ユーロ/ドルやドル円の相場に<日足ベース>でもトレンドが発生している。もちろん、大きなトレンドに発展するかはわからないが、大きな収益が期待できる「もちあい離れ」の局面を迎えている。このドル買いの「仕掛け」は失敗(損失)に終わるかもしれないが、このような局面では筆者は必ずポジションをとっている。

では、まずユーロ/ドル相場から見ていこう。ユーロ/ドルの<日足>は14日ADXと26日標準偏差ボラティリティが調整を完了し上昇に入った。トレンドが発生する条件が十分整っている。もちろん相場は21日ボリンジャーバンドの1σの外に飛び出している。

ユーロ/ドル(日足)ADXの推移と21日ボリンジャーバンド1σの飛び出し局面


(出所:石原順)

一方、<1時間足>のほうはADXの上昇=トレンドが続かず、26日14時現在はトレンドがない。ブログに書いたように、本日、筆者はこの<1時間足>相場に参戦していたが、相場が1σのバンドの中に入った(残念!)ので、現在はノーポジションである。

ユーロ/ドル(1時間足)ADXの推移と21日ボリンジャーバンド1σの飛び出し局面


(出所:石原順)

これまでのレポートやセミナーで述べてきたように、ユーロ/ドルは長いタームでみると、現在4年周期のボトムを模索中である。

ユーロ/ドル(月足)20カ月移動平均線と4年サイクルの底


(出所:石原順)

筆者が注目するもう一つのサイクルは50カ月サイクルである。ユーロ/ドルは現在50カ月サイクルの52カ月目である。既に大底をつける時間帯に入っているが、過去のパターンでは相場の大底形成には概ね半年はかかるので、今年の相場で言えば6~7月あたりまでは上下動を交えながら、ユーロ売りの相場が継続される確率が高いだろう。

ユーロ/ドル(月足)と50カ月サイクル


(出所:石原順)

次はドル/円である。ドル/円は今週、2007年からの長期抵抗線を上抜いた。これはとりあえずドル買いにいかねばなるまい。移動平均リボンや13-21MA(移動平均)バンドの上での相場展開となっており、ドル買い優勢の局面だ。

ドル/円(日足)2007年からの長期抵抗線を上抜く


(出所:石原順)

ドル/円はこのところ日足では大きなトレンドが発生しておらず、休養十分のところからのADXの上昇なので、筆者もここは素直に(相場が1σの上にある限り)ドル買い(日足ベース)を行っている。

ドル/円(日足)21日ボリンジャーバンド1σの飛び出しと14日ADXの推移


(出所:石原順)

今年の米系のファンドは「米金利とドル/円の上昇に賭けるポジション」を構築しているところが多く、今週は仕掛けに動いたようだ。

米10年国債金利(日足)とレンジブレイク


(出所:ストックチャートドットコム)

26日14時現在、<1時間足>チャートではユーロ/ドルと同様にトレンドが失われているが、次の仕掛けチャンスを待ちたい。

ドル/円(1時間足)21時間ボリンジャーバンド1σの飛び出しと14時間ADXの推移


(出所:石原順)

ドル/円相場のこの先の大きな抵抗線は、一目均衡表の<週足の雲>である。過去のパターンから考えて、95円近辺からは上値が重くなるだろう。

ドル/円(週足) 一目均衡表と週足の雲


(出所:石原順)

日々の相場のコメントは、ブログ「石原順の日々の泡」のほうでやっています。多忙で皆さんに不義理をいたしておりますが、お許しを……。

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