来年はどうなる?

Q:2022年はこんな年になる!という予測を教えてください

A:コスト増が企業業績を左右。日経平均は3万5,000円に到達する可能性も?

 2022年は、新型コロナの影響が徐々に薄れて規制や制限が緩和に向かい、経済や行動形態が少しずつ正常に向かうと想定しています。

 ただし、原料高、原油高、人件費高とコスト増が企業業績を圧迫する可能性があり、コスト転嫁できるか否かによって企業業績に大きな差が出ることになると思います。

 株価については、米国株は指標面で見てもかなり過熱感があり、さらなる上昇の余地は小さいように思えます。

 一方、日本株は指標面でも割安で、増配や自社株買いなど株主還元の拡大も期待できるため、政府の経済政策や企業業績次第では、日経平均が3万5,000円に到達する可能性もあると思います。