米国の連続増配株は、J&J、ウォルマート、コカ・コーラなど

 参考情報として、配当貴族指数の主要構成銘柄(時価総額で上位10銘柄)を図表3に一覧しました。長期連続増配銘柄には、世界でブランド名が知られている安定成長セクター(業種)に属する企業が多いことが分かります。

 特に、ジョンソン・エンド・ジョンション(JNJ)ウォルマート(WMT)プロクター&ギャンブル(PG)コカ・コーラ(KO)など「40年以上連続して配当を増やし続けてきた銘柄群」にはブランド力が高い安定成長企業が目立ちます。

 現在の米国市場では、長期的なアノマリー(季節性)に沿って「株価調整の秋」を迎えている感があります。市場全体が下落して波乱含みとなっている時にこそ、「いかなる経営環境でも配当を増やし続けてきた実績」を持つ企業群に注目したいと思います。

図表3:米国・配当貴族指数の上位構成銘柄(参考情報)

# ティッカー 銘柄名 業種 連続
増配
年数
株価 配当
利回り
1 JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) 薬 品 58 164.53 2.5
2 WMT ウォルマート 小売り 48 143.02 1.5
3 PG プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) 日用品 64 143.11 2.4
4 KO コカ・コーラ 飲 料 58 54.05 3.1
5 XOM エクソンモービル 石油(総合) 38 53.64 6.5
6 ABT アボットラボラトリーズ 薬 品 49 125.13 1.4
7 PEP ペプシコ 飲 料 46 153.54 2.8
8 T AT&T 通 信 37 26.96 7.7
9 ABBV アッヴィ 薬 品 48 107.15 4.8
10 CVX シェブロン 石油(総合) 33 94.85 5.6
*配当貴族指数の時価総額上位10銘柄のみを表示。単位は株価はドル、配当利回りは%。配当利回りは予想。
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2021年9月22日)