地方は「移住ウェルカム」。移住場所の選定は慎重に

 いまや多くの地方自治体が独自に移住者向けの情報を発信する、かなり手の込んだホームページなどを作成し、首都圏など都市部で移住に関する説明会や相談会を開いています。コロナ禍の今は、オンラインでの移住相談に乗っている自治体もあるので情報収集に困ることは少ないでしょう。

 投資の運用益だけで生活を十分にまかなえる状況であれば、地方と都市部に生活拠点を2つ持つことも可能かもしれません。地方に関しては、ある意味「より取り見取り」で移住地を選べる時代になっているのです。

 全般的に「移住ウェルカム」な自治体が非常に多いので、自分のライフスタイルや家族の状況、生活に必要な消費支出、FIRE後に挑戦したい活動や仕事、事業、コミュニティ活動などを選別基準に、移住場所を選んでみましょう。