米国株式ファンドが人気!でも…

 米国株式ファンドが依然、安定した人気を誇っています。

 S&P500指数や全米株式などのインデックス連動型は、積み立て銘柄として既に定番となっているほか、アクティブ型でも、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が、運用開始から約7年の年月を経て、6月23日に純資産残高1兆円を突破しました。

 米国株式ファンドがこれほどまでに人気を集めている背景には、良好な市場環境が大きく関係していると思われます。いつの時代も、マーケットの浮き沈みと投資信託の人気には一定の関係性がみられ、この事象自体は、世界的にも決して不自然なものではありません。

 しかし、相場がよいときというのは、総じて冷静さを欠いてしまいがちです。だからこそ、「勝って兜(かぶと)の緒を締めよ」の精神が大切です。

 今回は、米国株式インデックスファンドにまつわるクイズを通じて、今、私たち日本の投資家が置かれている状況について整理していきます。

クイズ現存する最も古い米国株式インデックスファンド、「SMTAMダウ・ジョーンズインデックスファンド」(三井住友トラスト)が設定されたのはいつ?
  1. 1995年
  2. 2001年
  3. 2009年