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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「 [動画で解説高配当「金融株」買い場 米国株・最高値、日経平均は膠着」
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日経平均は膠着、米国株は最高値
先週(6月21~25日)の日経平均株価は1週間で102円上昇し、2万9,066円となりました。2万9,000円前後での膠着が続いています。
日経平均日足:2021年1月4日~6月25日
一方、先週の米国株は主要株価指数が最高値を更新し、強い動きとなりました。ハイテク成長株の比率が高いナスダック総合指数と、NY証券取引所およびナスダック上場の主力株で構成されるS&P500指数が史上最高値を更新。NYダウは最高値に近づいていますが、まだ最高値に届いていません。
米国のインフレ高騰は一時的で、金融緩和がすぐに終了することはないとの見方が広がり、ハイテク成長株を中心に米国株を買う動きが広がりました。
バイデン大統領が24日、インフラ投資に8年間で1兆2,000億ドル(約132兆円)を投じることで議会上院の超党派グループと合意したと発表したことも、株高材料となりました。