日米首脳会談
今週は16日に日米首脳会談を控えているため、為替市場は様子見の地合いとなるかもしれません。また、日米首脳会談前後には、中国が会談を牽制するような動きを見せる可能性もあり、注意する必要があります。
中国が会談前に行動すれば、日米の結束を強める逆効果となるかもしれないため、あるとすれば会談後かもしれません。
すでに12日、中国軍の戦闘機など計25機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入するという事態が起こっています。台湾国防部によると25機は過去最多とのことです。台湾への圧力を警告する米国に対して中国が強い反発姿勢をみせたものといわれていますが、16日の日米首脳会談も意識した牽制行動とも考えることができます。
また今週は、15日には米財務省の為替報告書の提出期限が控えていることも、様子見地合いとなる要因になりそうです。為替報告書で日本が名指しされることはないと思いますが、中国に対してどのような対応をするのか、注目です。