投資信託の「無分配」型、どうやって選ぶ?

 以前、投資信託で失敗する人に共通する「ある」特徴でも解説しましたが、よい投資信託(ファンド)を選ぶにあたっての最大のポイントは、絞り込み(これをスクリーニングといいます)とその順番です。条件を設け、少しずつスクリーニングをかけ、商品の数を絞り込んでいくのが鉄則です。

 このスクリーニングの項目としてまず優先したいのは、「リターン」と「シャープレシオ」です。

 ほかに長期資産形成と相性のよい投資信託の条件として挙げられるのが、「分配(決算)頻度」です。よく投資信託の選び方として「無分配型を選ぶべき」と言われますが、実際に「無分配」の投資信託をピンポイントで選択することは可能なのでしょうか。