決算がいい元気なナスダック銘柄2:デジタル・タービン

 デジタル・タービン(APPS)は、消費者がアンドロイドOSを搭載したスマホを購入し、初めて起動した時、そのデバイスが勝手に数個のアプリをインストールするソフトウエアを提供しています。

 大部分の消費者にとり、プリ・インストールされたアプリがスマホの画面上にあったほうが便利です。なぜなら自分の使いたいアプリをいちいち探してインストールする手間が面倒だからです。したがって、アプリ自動インストール・ソフトウエアは消費者にとってもメリットがあるのです。

 デジタル・タービンはベライゾン、AT&T、シングテル、ジオ、グローブなどの世界のキャリアーと提携し、彼らが消費者に使ってほしいアプリをプッシュします。

 デジタル・タービンの12月期決算はEPSが予想18セントに対し21セント、売上高が予想7,586万ドルに対し8,859万ドル、売上高成長率は前年同期比+146.0%でした。

 デバイスあたり売上高は前年同期比+25%でした。特に海外市場での伸びが著しく、サムスン、アメリカ・モバイル、シャオミなどのパートナー経由の売上高の伸びが目立ちました。

 2021年のEPSは予想63セントに対し新ガイダンス67セント、売上高予想2.8億ドルに対し新ガイダンス2.98億~3.0億ドルが提示されました。