イオングループ各社の投資魅力は、いずれも高いと判断

 イオンは、中核事業を担う子会社を多数上場させています。典型的な、親子上場企業です。イオンの成長を担う上場子会社は、いずれも、投資価値が高いと判断しています。

(1)イオンフィナンシャルサービス(8570)

 イオングループの金融事業を担います。今期(2021年2月期)の経常利益(会社予想)は270億円で、最高益だった前々期(2019年3月期・この時は3月期決算企業)の経常利益701億円から、61%も減少します。ただし、コロナが完全に収束すれば、再び最高益を更新していくと予想しています。

(2)イオンモール(8905)

 イオングループのデベロッパー(不動産)事業を担う。今期(2021年2月期)の経常利益(会社予想)は、前期比50%減の300億円。ただし、コロナが完全に収束すれば、再び最高益を更新していくと予想しています。

(3)ウエルシアHD(3141)

 イオングループのドラッグ・ファーマシー事業の中核を担います。今期(2021年2月期)の経常利益(会社予想)は、前期比14%増の462億円と、23期連続で最高益を更新する見込みです。コロナ禍もコロナ後も、最高益の更新が続くと見込まれます。