8:グッドスピード(7676・東証マザーズ)

事業内容は?

中古車買い取り・販売業を手掛ける。

「前期(2020年9月期)は、2019年10月からの消費税増税が上半期に影響し、第3四半期には新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響を受けたため、赤字決算となりました。しかし、2021年9月期はV字回復を見込んでいます。中古車販売業界は市場参加者が非常に多く、販売店舗が全国に3万店もあります。その中での同社の市場シェアは0.4%、業界第7位(同社調べ)とのことで、業界内の競争は激しいものになっています。しかしながら、中古車販売業者は小規模な企業が大半とのことで、今後は同社を含む大手が市場シェアを高めていける余地は大きいと思います。年間2店舗ずつ大型店を出店していく計画を推進しており、大型店舗は2019年9月末時点で3店舗、2020年9月末で5店舗、2021年9月末時点で7店舗となる予定です。大型店の出店拡大にともなう事業成長の波に乗って、中長期での株価上昇に期待しています」(弐億貯男さん)

9:マツオカコーポレーション(3611・東証1部)

事業内容は?

アパレルのOEM(相手先ブランドによる生産)国内最大手企業。

「コロナ禍で世界の衣料品の売り上げが大きく落ち込んだため、同社の業績にも悪影響が及びました。しかしながら、同社はファーストリテイリングが主力取引先で、世界のアパレルブランドとも商談を進めており、東南アジアの生産工場の拡充も推進中です。中長期で見た場合、世界のアパレルOEMの大手企業の一角として、今後も成長が見込めると考えています」(弐億貯男さん)

10:ピクスタ(3416・東証マザーズ)

事業内容は?

ストックフォト業界では国内最大手の企業。

「定額制プランの売上比率を高めており、今後ストックビジネスとして育っていきそうです。また、ストックフォトの事業を通して、多くのフォトグラファーとのつながりを持っており、新生児の出張撮影事業も成長エンジンとして期待できそうです」(弐億貯男さん)