4960 ケミプロ化成 東証2部
PER(株価収益率)24.46倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り0.89%
2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲22.3%の3.00億円、経常利益▲37.9%の1.00億円の減収・減益の見通しです。
2017年3月31日の493円を高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で2018年12月25日の131円で底打ちとなり、下値は緩やかな上昇トレンド(B)となっています。
この中で131円からの反発で2019年10月15日の314円まで上昇し、2020年1月29日の291円で戻りの二番天井をつけたところで、コロナ急落相場に巻き込まれ、3月13日に140円まで下落しました。ここから5月21日の248円まで上昇後、7月3日に196円まで押し目を形成し、二点底の型となって7月9日に296円まで上昇しました。ここから7月31日の206円まで下落し反発して9月2日の284円まで上昇して再下落となっています。
下降トレンド(A)の中で2020年5月14日の193円、7月3日の196円と二点底をつけて下降トレンド(A)を上に抜けており、190円は目先の下値抵抗ラインですので、200円水準までが買いポイントといえます。
同社は「アイフォーン」に採用される有機パネルの材料である有機EL材料を手掛けています。