本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは106.38

下値メドは104.99

今朝の天気マークは「雨」

円安予想は全体のたった2割

「10月のドル/円は円安、円高のどちらへ動くと思いますか?」
9月末に楽天証券が実施した相場アンケート結果によると、回答を頂いた個人投資家5,289人のうち、約44%(2,311人)が、10月のドル/円は「ドル安/円高に動く」と予想しています。「円安に動く」は最も少ない約21%(1,129人)でした。「動かない(わからない)」は約35%(1,849人)。

 10月9日のドル/円の高値は106.04円。今月のドル/円は104.94円を安値に円安に動いてきましたが、7日と8日につけた今月の高値106.11円を抜けることができないまま、全体的なドル売りに押されNY時間午後に105.58円まで下落。終値は105.63円。

 マーケットは「バイデン大統領」を急速に織り込み始めています。バイデン民主党の増税政策がドルと株価の上値を抑える一方で、目玉政策である大型景気対策が下値を支えています。

 景気対策を巡ってはトランプ政権側が民主党の提案に歩み寄る姿勢を見せているため早期成立の期待が高まっています。しかし、双方が主張する金額にはまだ開きがあります。期待があまり先走りすぎると、現実とのギャップで失望も大きくなるので注意が必要。

 今月のドル/円はどっちに動く?
ドル/円の最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。

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9日のドル/円のNY市場終値は105.63円

 前営業日の終値比▲0.41円だったので、今朝の天気マークは「雨」です。

今日の格言:

仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する - パーキンソンの法則

各国・各通貨トピックス

新型コロナウイルス:
    新型コロナウイルスは空気を介して感染? 米CDC(米疾病対策センター)が確認
    アストロゼネカのワクチン治験再開に米国が「待った」 政治的背景か? 

ドル:
    消費者センチメントが危機的水準まで悪化   58%が「新しい仕事を見つけるのは難しい」 
    米金利低下と米経済のアンダーパフォーマンスの同時進行、ドルにとっては「過去最悪」
    新型コロナで米社会保障基金の資金が10年で枯渇する可能性
    FOMC(米連邦公開市場委員会)は平均物価目標の詳細を明らかにせず  政策の裁量を確保

米大統領選:
    バイデン財政計画「3兆ドル増税と5兆ドルの支出」 

ユーロ:
    欧州のサービス業PMI(購買担当者景気指数)が軒並み悪化  新型コロナ感染拡大で
    新型コロナで欧州の対米貿易黒字が減り、対中赤字が増える

ポンド:
    ベイリーBOE(イングランド銀行)総裁「利上げが量的緩和縮小よりも先」経済回復局面で

豪ドル:
    RBA、10月に利下げか  政策金利0.1%に

トルコリラ:
    トルコの格付け、投資適格から5段階下でエジプト、ルワンダに並ぶ
    エルドアン大統領「好きなようにしろ、格付けなどまったく重要ではない」

その他:
    中国「国慶節」の連休で6億人が大移動か 最も人気の観光地は武漢
    爆撃と洪水でイエメンの2500年の世界遺産が消滅危機
    中国で深刻な食糧不足を予測 農村の高齢化など多くの問題
    中国消費は順調  フェラガモCEO「中国の需要回復は力強い」

主要指標終値

出所:楽天証券が作成