QUOカードでディズニーオフィシャルホテルに泊まりたい
──では、そのQUOカードについてお伺いします。コレクションを見せていただけますか?
はい。手元にあるだけで500枚くらいですかね。普通のデザインのQUOカードはコンビニなどで積極的に使っているので、もらった数としてはもっとあります。
──スゴイ! 今まで使っちゃったのも含めて何枚くらいもらっているんですか?
数えたことはありませんが、すべて合わせると1,000枚以上になると思います。株主優待でもらえるQUOカードには大きく2種類あります。1つは真ん中に「QUO」と書かれてある市販されているスタンダードなカード、もう1つはその会社オリジナルのカードです。前者は、べつに珍しいものではないので、届いたら使ってしまいます。どこにも売ってはいない、オリジナルデザインのものをコレクションしているんです。
──それだけ多くの企業が、優待品にQUOカードを採用しているということなんでしょうね。
QUOカードはコンビニでもどこでも使えるし、使用期限もないし、食品などのように賞味期限を気にすることもないので、優待族に人気があるんです。不動産会社とか機械メーカーとかは、自社製品を優待品にすることはできないし、食事券のようなものもないですよね。そういう会社の多くが、QUOカードを採用しているようです。
──トコタンさんにとっては、いろんな図柄があるのも魅力なんですね?
はい、各社さんともいろいろ工夫されているんです。だから、届いて封を開けるときはワクワクします。QUOカードが届くのはわかっていても、どんな図柄なのかはわかりませんから。自分の好みのデザインだったりすると、めちゃくちゃうれしいですね。
──ご自身のお気に入りは?
僕が保有しているなかでは、リラックマが描かれたものかな。マーケティングを手掛けるレッグス(4286) という会社が毎年、送ってくれるんです。
──お子さんにも喜ばれそうですね。
そうですね。いずれは子供のものになるかもしれません(笑)。
──ちなみにQUOカードって、プレミアムがつくことはあるんですか。
僕はお金のために集めているわけではないので、そのあたりは詳しくないですが、有名芸能人の写真が入ったものなどは、オークションサイトで、高値で売買されていると聞きます。
──トコタンさんは、価格が2倍になっても売らないでしょう?(笑)。
はい、もちろんです(笑)。
──では、今後も使ったり売ったりせず、コレクションを続けますか?
いえ、1つだけ使う可能性があります。東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルのなかには、宿泊料金の支払いなどにQUOカードが使えるところがあるんです。だから、一度、QUOカードで泊まってみたいなと。
──精算時、カバンからQUOカードの束を取り出して支払ったら、周囲のお客さんやフロントの方はびっくりするでしょうね(笑)。
それ、一度、やってみたいですね(笑)。