2395 新日本科学 東証1部

PER(株価収益率)16.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.6倍、配当利回り0.72%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲19.2%の18.00億円、経常利益▲29.5%の22.00億円の減収・減益の見通しです。同社はコロナ関連銘柄で、前臨床試験を主力とする医薬品発注機関。4-6月経常利益は前年同期比で4,900万円から7億3,420万円に急拡大して着地。同社は東証マザーズのアンジェス(4563)と大阪大学が進めている新型コロナウイルスワクチン開発に参画しています。

 2016年2月12日の300円を安値に短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で6月1日の853円まで上昇し、ここから長期の下降トレンド(B)へ移行しました。この中で2018年7月5日の442円、10月30日の481円を二点底にして、短期の上昇トレンド(C)へ転換。2019年4月1日の937円の高値をつけ、ここが当面のピークとなって下降トレンド(D)へ移行しました。ここから8月15日の609円、10月18日の611円と二点底をつけて11月20日の849円まで反発し、ここを戻り高値にしてコロナ相場に差しかかり大幅下落。2020年1月6日の586円まで下げ、いったん2月10日の728円までリバウンドして再急落し、3月13日には411円で当面の底打ちとなりました。ここからはコロナ需要で大きく戻りを入れ、5月8日の786円、6月11日の739円と戻り天井をつけて、7月13日の596円まで押し目を入れ、再上昇となっています。