2020年7月米国株式買付者数ランキング

順位 ティッカー 前月
順位
銘柄名 関連するテーマ
1 SPYD 1 SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF ETF、高配当株式
2 MRNA 13 モデルナ バイオ医薬品、新型コロナワクチン
3 MSFT 7 マイクロソフト PC、ソフトウエア、クラウド
4 QQQ 8 インベスコQQQ 信託シリーズ1 ETF、NASDAQ100
5 AAPL 11 アップル PC、スマホ
6 KO 2 コカ・コーラ 飲料、長期連続増配、ディフェンシブ
7 TSLA 42 テスラ 電気自動車(EV)
8 VYM 5 バンガード・米国高配当株式ETF ETF、高配当株式
9 T 4 AT&T 通信、長期連続増配
10 BNTX 25 バイオエヌテック バイオ医薬品、新型コロナワクチン
注:楽天証券内買付者数ベース
期間:2020年7月1日~7月31日(国内約定日ベース)

 7月の当社内米国株式の取引において、最も買付者数の多かった銘柄は、引き続きSPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)となりました。6月はコカ・コーラ(KO)AT&T(T)などの高配当銘柄が上位に上がってきていましたが、7月はハイテク銘柄や新型コロナウイルスワクチンの関連銘柄が上位を占めました。新型コロナワクチンを開発する企業への期待が高まったことや、好決算を発表したハイテク企業への注目が集まっていることが見てとれます。また、6月の買付者数ランキングにおいて42位だった電気自動車メーカー・テスラ(TSLA)が7位に上がったことも注目すべき点かと思います。

テスラ (TSLA)

 出所:楽天証券ウェブサイト

 7月23日に発表した2020年第2四半期(4-6月)の決算は、総売上高60億3,600万ドル(前期比1%減)、営業利益3億2,700万ドル(前期比16%増)で、4四半期連続の黒字になりました。コロナ禍の中でも中国での納車台数が好調だったことが増収の要因でした。また、走行距離160万キロメートルを可能とする長寿命バッテリーの発表が近付いているとの報道や、インド市場参入に向けた準備が順調に進んでいることが好材料となり、7月13日に1,794.99ドル(7月1日の終値比60.3%増)の過去最高値を記録しました。