今週の指標:日経平均株価

 今週は、米中対立の行方、新型コロナウイルスの感染者数増加が国内各地の都市にも見え始めたことが上値を重くするでしょう。一方、企業決算が本格化するため、個別企業の物色となりそうです。

 米中対立の激化で米国株が下落すれば、日経平均も2万2,000円を試す動きも想定されますが、7月で切れる米国の失業保険補助策の延長が決定されれば、米株式にはプラス材料に。その場合、日経平均は2万2,500円水準を中心のもみ合いが続くことになります。