先週の結果

先週初めは大きく上昇。その後は上値重く、前週比▲15円の2万2,290円で引ける

 先週は、週初めに大きく下げたことで戻りを試すことになるものの、戻りを試し終わった後は、感染拡大に要注意としました。そして、前週に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大増加懸念と経済正常化からの景気回復期待が入り交じり、2万2,000~2万2,700円の中でのもみ合いを想定しました。

 結果的に、米国のナスダック総合指数が史上最高値を更新していることで、日経平均は値がさハイテク株を中心に買われ、一部に連動する指数が買われて、高値は2万2,742円に。4日連続で200人を超える東京都の感染拡大を嫌気し、週末の終値は2万2,285円まで下げて2万2,290円でした。

7月6日(月):日経平均は+34円の2万2,341円で寄り付いた後、時間外での米株先物の上昇と円安が支えとなり、先物の買いを交えて上げ幅を拡大。前場は一時+353円の2万2,659円まで上昇しました。後場になると上海株式やハンセン株の上昇がサポートし、一時+427円の2万2,734円まで上げ幅を拡大。終値は+407円の2万2,714円と大幅に3日続伸し、全33業種全てが上昇しました。 

7日(火):前日の米国市場はNYダウが+459ドル高、ナスダックは連日の最高値更新となっていましたが、日経平均はすでに前日に織り込んで上昇しており、▲64円の2万2,649円で寄り付きました。その後、一時▲174円の2万2,540円まで下げ、終値は▲99円の2万2,614円と4日ぶりの反落となりました。 

8日(水):新型コロナウイルス感染拡大が続いていることを嫌気し、前日の米国市場でNYダウが▲396ドル、ナスダック総合指数、S&P500種株価指数も6日ぶりの反落。これに日経平均も連動し、売り先行に。後場になると先物に断続的な売りが出て、下げ幅を拡大する展開となりました。TOPIXは200日移動平均線と25日移動平均線を下回ったままでしたが、この日は日経平均も再び25日移動平均線を割り込んできました。ETFの換金売りも出て上値は重い展開が続いています。 

9日(木):前日の米国市場が主要3指標そろって反発。ナスダックが最高値を更新したことで、日経平均はハイテク株やファミリーマートのストップ高もあり、日経平均は堅調な動きで+90円と3日ぶりの反発となりました。しかし、これは相変わらず指数だけの上昇であり、値下がり銘柄数は1,496銘柄、値上がり銘柄数は594銘柄となっていました。この日は東京都の感染者数が220人以上となって、手仕舞い売りを誘いました。 

10日(金):前日の米国市場は、NYダウ▲361ドル、ナスダック+55ポイントと最高値更新とマチマチの動きとなったことで、日経平均も+5円で寄り付いて方向感のない展開に。前引けは▲52円の2万2,476円でしたが、後場になると株価先物に断続的に売りが出て一段安となりました。そして、昨日に続き東京都の新型コロナウイルス感染者が240人を超えたことで、大引け間際に▲244円の2万2,285円まで下落し、終値は▲238円の2万2,290円となりました。為替も株価が下がるとリスク回避の円買いとなって1ドル=106円台後半の円高となっていました。

 東京市場引け後の米国市場は、新型コロナウイルス感染拡大は続いているものの、治療薬やワクチン開発への期待が高まりました。景気敏感株中心に買われ、NYダウは+369ドルの2万6,075ドル、ナスダック+69ポイントの1万617ポイントと最高値更新、S&P500は+32ポイントの3,185ポイントと全面高に。為替は6月生産者物価指数が予想を下回ったことで、低金利の長期化の思惑からドルが売られ、円は一時1ドル=106.65円の円高となりました。しかし、シカゴの日経先物は+310円の2万2,600円となっていました。