今週の指標:日経平均株価

 先週、チャートでは売り型から短期の買い型が出ています。

 今週の日経平均は、東京の新型コロナウイルス感染者数の増加がカギを握りますが、戻りを試す場面は米株高と感染者の減少がポイントで、その場合は先週のコメントで書いたように、6月9日の2万3,185円に対する二番天井を目指すことになります。

 一方で感染者の増加が続けば2万2,000~2万2,700円の中でのもみ合いが続くことになります。ただし、米国は金融株の決算が始まり、最悪の決算が予想されていますが、結果的に予想を上回れば金融株が上昇し、そしてNYダウ平均株価の上昇、さらに日本の銀行株上昇となって、レンジを上に抜けることも考えられます。しかし2万3,000円水準から上はフシとなっており、上値は重いと思われます。