本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.30円
↓下値メドは104.85円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
じわじわ重くなる
ドル/円の天井
ドル/円は23日(火曜)の海外市場で下落。106.70円台の支持ゾーンを破ると5月7日以来の安値となる106.07円まで円高に動きました。その後は106.50円近辺まで反発しましたが、これまでのレンジが一段階円高にシフトして106円台のレンジに移行するサインかもしれません。今日からの相場に注目。
ドル/円下落のきっかけに円のレパトリの話題がありましたが、この日の東京時間は「中国との通商協議は終わった」とのナバロ米大統領補佐官の「衝撃発言」伝わりマーケットが動揺する局面がありました。
その後トランプ米大統領がツイッターで否定して大きな動きには発展しませんでしたが、大統領側近の発言だけに重要な意味を持っています。対中戦略はトランプ大統領の大きな武器。選挙を有利にできると判断したら、トランプ大統領が今日のナバロ米大統領補佐官と同じ発言をすることは十分考えられます。そのような爆弾を再認識するだけでも、ドル/円を買い上げることには慎重になってしまいます。
ユーロもドルに対して上昇。ユーロ/ドルは5営業日ぶりに1.13ドル台までユーロ高に動きました。この日発表されたユーロ圏の景気指数である5月PMI(購買担当者景気指数)が予想を上回る強さで、欧州経済の先行きに明るさが戻ってきたことがきっかけ。EU(欧州連合)が7月中旬に欧州復興基金について会合を開くことも材料。基金設立合意の期待は否が応でも高まり、短期ばかりではなく中期的なユーロ買いにつながりそうです。
急落したドル/円。最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
23日のドル/円のNY市場終値は106.53円
前営業日の終値比▲0.33円だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
シンプルさは究極の洗練である - レオナルド・ダ・ヴィンチ
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
ジョコビッチが新型コロナに感染。エキジビション大会でクラスター発生か
WHO(世界保健機関)が提言「運動時はマスクを控えるべき」呼吸を阻害するおそれ
ドル:
トランプ政権、外国人への就労ビザ発給を年末まで停止
ウィリアムズ・NY連銀総裁「年末までに経済が完全に回復するとは思わない」
ムニューシン財務長官「国家安全保障上重要な企業の買収を防ぐため国有化も検討」
円:
在宅勤務の加速で都心オフィスの「空室率」が今後10年上昇するとの予想
ユーロ:
フランスのマクロン大統領の支持率が38%に低下。3カ月連続で下降
ドイツ人の自動車購入に構造的変化。ハイブリッド車+103%、電気自動車+61%
ポンド:
政府の給与保証縮小で、企業は人員削減を本格化へ
中国人民元:
中国が北朝鮮に食糧80万トン支援
豪ドル:
中国がオーストラリアに次々圧力 コロナ調査発端で関係悪化
南アランド:
南ア政策金利、あと25bpの利下げを見込む
その他:
メキシコで大規模地震発生 M7.5
格付け会社フィッチ、インド見通しを「ネガティブ」に格下げ
トランプ大統領、2万人収容のアリーナで政治集会へ 自身が感染する懸念も