特別定額給付金と持続化給付金、持続化補助金は何が違うの?
このように、給付金だとか協力金、助成金、補助金…と、聞きなれない言葉が数多く並んでいますから、混乱してしまう方も多いと思います。
まず、国民1人当たり誰でも10万円が支給されるものは「特別定額給付金」です。これは、会社員だろうが事業主だろうが社長だろうが、一人一人(ひとりひとり)に配られます。
似た名前の「持続化給付金」は、同じ給付金でも配られる対象が異なります。要件を満たしたフリーランスや個人事業主には最大100万円、中小企業には最大200万円が配られます。給与所得だけの会社員や、副業していても事業所得ではなく雑所得の場合、不動産所得の場合は対象外です。
そして、「持続化補助金」は、同じ「持続化」とついていますが給付金と異なるのが、事業者に対してかかった費用の一部を負担してあげよう、というものです。
持続化給付金は要件さえ満たせばお金がそのまま受け取れるのに対し、持続化補助金は要件を満たした事業者にかかった費用の一部を肩代わりしてくれる、という違いがあります。