本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.40

下値メドは106.60

今朝の天気マークは「晴れ」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

ドル売り、円売り

  2日のマーケットでドル/円は急上昇。5月20日から約2週間も107円台のレンジに閉じ込められていましたが、ようやく脱出に成功すると一気に108.77円まで円安に動きました。

 新型コロナウイルスは、マーケット的には終息。「世界経済再開」にテーマが移りましたが、米国は対中関係や国内大規模デモという政治問題を抱えているため、経済再開は米国以外の地域が先になるという考えで、ドルよりもユーロやオセアニア通貨が買われる「ドル売り」が強まっています。なんといっても米国は新型コロナ感染者数では世界一なので、経済再開がスムーズにいくか疑問。今週の米5月雇用統計はその意味でも注目。

 ドル/円の急上昇は、ドル売りテーマに沿って作られていたドルショート・円ロングポジションのストップがついたことも理由と考えます。円安が続くのかどうかは今日からのマーケット次第。ドル/円は一瞬動くことがあっても、トレンドになる前に動きが止まってしまうことが多いので期待を持ちすぎないように。今週後半からは、ECB会合や米雇用統計など重要指標が多い。ドル売り(通貨買い)の流れが一気にかわる可能性もあるので楽しみにしたいです。

 6月のドル/円、上下のメドは? 最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください

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2日のドル/円のNY市場終値は108.68円

 前営業日の終値から+1.10円だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。

今日の格言:

いつだってうつむいてはいけない。いつも頭を高くあげていなさい。世の中を真正面から見つめなさい。-ヘレン・ケラー​

各国・各通貨トピックス

新型コロナウイルス:
    米抗議デモ激化で感染者急増の恐れ
    コロナ後はWHFが定着。オフィス街のコーヒー店はリストラか

ドル:
    トランプ大統領、全米抗議デモが制圧できなければ「軍を投入」
    バイデン氏、支持率でトランプ氏上回る。最新世論調査
    新型肺炎でAirbnb(民泊)のホストが苦境に

円:
    日本の財政、過去最悪の状況。今年度予算、歳入の56.3%を国債に頼る

ユーロ:
    ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁「協調財政刺激策が欧州の成長をスピードアップさせる」

ポンド:
    テンレイロMPC委員「マイナス金利は欧州にプラス効果をもたらした」
    ホールデンMPC委員、マイナス金利の可能性を排除せず  

豪ドル:
    RBA(豪準備銀行)「労働市場改善するまで緩和政策を継続」

中国人民元:
    中国の一人あたりの年収は約45万円、6億人は月収約1.5万円。中国の李克強首相

メキシコ:
    大幅利下げ圧力高まる。メキシコ中銀の金融政策委員が主張

原油先物:
    ロシアが7月から減産緩和を検討。ロシアとサウジの確執再燃も

その他:
    ハワイ州内の島間移動、6月16日より14日の隔離措置を解除
    テイラー・スウィフト「私たちは11月に投票によってあなたを退陣させる」
    ムーディーズ、インドの格付けを「Baa3」に引き下げ。見通しは「ネガティブ」

主要指標終値

出所:楽天証券が作成