アップル失速か?
2月17日、アップルは1-3月期の売上高予想について、新型肺炎の感染拡大の影響で「達成できない見込み」と発表しました。iPhoneの供給が一時的に制限され、中国で製品需要が影響を受けていることを理由に挙げています。同社は、「混乱は一時的なものだ」と強調していますが、影響の全容が見通せないことから、新たな業績予想は4月下旬に公表予定としています。
今後、アップルのように、欧米企業の業績見通しの下方修正が増えてくれば、株式市場の圧迫材料となります。そして、ドル/円を支えていた株式市場が崩れれば、円高方向に動く可能性も出てきます。
今後は国の成長力だけでなく、個々の企業の業績見通しにも注目していく必要がありそうです。