流動性の低い銘柄はリスクが高い
信用取引で筆者が注意しているのが、「流動性の低い銘柄は信用取引をしない」という点です。
信用取引で怖いのが、信用買いをしている銘柄に悪材料が出現して急落したり、空売りをしている銘柄に好材料が出現して急騰し、損失が大きく膨らんでしまうことです。
そしてこの株価急落や急騰は、流動性が低いほど発生しやすくなります。
例えば決算発表による株価の乱高下についても、もし流動性が高い銘柄であれば、ある程度の株価変動はあります。しかし、ストップ高やストップ安になるようなことはほとんどありません。
でも、流動性が低い銘柄の場合、時には何日も連続してストップ高やストップ安になることもあるのです。そうなったら、損切りの決済もできず、ばく大な損失を被る恐れもあります。
したがって、信用取引では流動性の低い銘柄はできるだけ避けた方が安全です。もし、取引をするにしても、少額にとどめておいた方が無難です。