お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
IMMポジション分析:1週間で、また17億ドルも円ショートが減る。最新IMMレポート分析
荒地 潤
デイリー為替情報
当情報では、ブレークアウトシグナル、パワーインジケーターなどトレードに役立つ指標を駆使して、各国の通貨の動向やトレンドの動向をお客様に配信しています。各通貨の動きに注目することで…

IMMポジション分析:1週間で、また17億ドルも円ショートが減る。最新IMMレポート分析

2017/9/20
・円:円のネットショートは、前週比2割減。ドル円は年初来安値
・ユーロ:ユーロのネットロングは、ECB会合を経て1割減
・豪ドル:豪ドルのネットロングは漸減
・ポンド:ポンドのネットショートは、減る
facebook twitter 印刷する

IMMポジション推移(08/22~09/12)

 

円:円のネットショートは、前週比2割減。ドル円は年初来安値

CFTC(全米先物取引委員会、Commodity Futures Trading Commission)発表による9月12日現在の建玉報告によると、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)通貨先物市場において、投機筋の円のネット枚数(円の買い建玉と売り建玉の差)は、57,297枚のショートで、円の売り持ち残高が多い状況です。ドル換算にすると、約64億ドル相当のドル買い持ち(円の売り持ち)になります。

しかし、前週比で円のネットショート枚数は21.5%(約17億ドル)縮小。この週はドル円が107円台前半へと下落して年初来安値を更新。トレンドが円高方向へ変わったと考えた投機家が円ショート(ドル円の買い持ちポジション)を解消したと思われます。しかし、ドル円は翌週には早くも111円台に戻しました。来週までにIMMのポジションがどう変化しているのか、次回のレポートも注目したいと思います。

売買別では、買い建玉(円ロング)が前週比約14.0%減少。一方売り建玉(円ショート)は前週比約18.5%縮小。

IMM円  2015.09~2017.09

 


ユーロ:ユーロのネットロングは、ECB会合を経て1割減

  • ユーロのネット枚数(ユーロの買い建玉と売り建玉の差)は86,058枚のロングで、ユーロの買い持ちが多い状況が続いています。
  • ユーロ換算にすると、約107億ユーロの買い持ち(=約128億米ドルの売り持ち)。
  • ネットロング枚数は、前週比で10.6%縮小しました。
  • 売買別では、買い建玉が前週比2.0%減り、売り建玉は6.5%増えました。ECB会合後のユーロドルは1.20ドル台乗せましたが、投機家はロングを積み増すより、まずは利食いに動いたようです。また新規の売り持ちポジションも増えました。

IMMユーロ  2015.09~2017.09

 

豪ドル:豪ドルのネットロングは漸減

  • 豪ドルのネット枚数(豪ドルの買い建玉と売り建玉の差)は63,033枚のロングで、豪ドルの買い持ちが多い状況が続いています。
  • 豪ドル換算にすると、約63億豪ドルの買い持ち(=約50億米ドルの売り持ち)。
  • ネットロング枚数は、前週比2.9%減少しました。
  • 売買別では、買い建玉が前週比1.6%減りましたが、売り建玉は前週比0.6%増えました。

IMM豪ドル  2015.09~2017.09

 


ポンド:ポンドのネットショートは、減る

  • ポンドのネット枚数(買い建玉と売り建玉の差)は、46,085枚のショートで、ポンドの売り持ちが多い状況に変わりはありません。
  • ポンド換算にすると、約28億ポンドの売り持ち(=約39億米ドルの買い持ち)。
  • ポンドのネットショート枚数は、前週比で12.9%減少。
  • 売買別では、買い建玉が前週比26.6%増えたのに対して、売り建玉も前週比7.1%増えました。
  • 今回のレポートにはBOE会合の日付は含まれていません。会合後のカーニー・BOE総裁の発言によって、マーケットでは、英国の年内利上げが、がぜん盛り上がっています。今後買い建玉が増えていくのか、次回のレポートに注目したいと思います。

IMMポンド  2015.09~2017.09

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせくださいIMMポジション分析:1週間で、また17億ドルも円ショートが減る。最新IMMレポート分析

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

IMMポジション分析:1週間で、また17億ドルも円ショートが減る。最新IMMレポート分析

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。