4078 堺化学工業 東証1部

PER(株価収益率)13.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り1.5%

 8月8日発表(5月時点比、下方修正)の2020年3月期決算予想は、2019年3月期比で営業利益+13.5%の50億円、経常利益+9.8%の50億円の2期連続の増収、増益の見通しです。ただし、5月13日時点の予想を下方修正し、営業利益+36.2%の60億円→+13.5%の50億円、経常利益+31.8%の60億円→+9.8%の50億円となっています。

 2016年6月24日の1,315円(併合前263円)を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年1月17日の3,235円の高値をつけた後、3,000円を挟んだ大きな上下動を繰り返し、5月16日の3,200円、7月24日の3,350円と三尊天井を作って下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の1,905円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(C)へ移行し、2019年4月26日の2,754円、7月8日の2,770円とダブル天井を作って、8月8日の決算を受け、5月24日の2,345円を下に切りました。下値をさぐる動きが続きそうでしたが、8月29日の2,148円まで下げて反発に転じ、10月16日に2,716円まで上昇しましたが、ここからは売り有利と言えます。