(今週の指標)日経平均株価

 米中通商協議の再開への期待が膨らみ、米株価の上昇とドルの買い戻しが継続すれば、日経平均は、まず2万1,000円に向けてリバウンドが期待されます。

 先週、NYダウ平均株価の短期の買い転換に続いて、日経平均も買い転換となっており、短期的にはリバウンド継続の可能性は高いと言えます。買い転換といってもチャートを見ると、三尊天井の後の下落からの戻りであり、上値は2万1,000~2万1,500円は厚い上値抵抗ゾーンとなっており、この戻りはNYダウの上昇と、円安の進む程度に左右されます。

 今週、週前半は堅調で、週末は8月米雇用統計を控え、様子見となりそうです。