ねんきん定期便で過去をチェック。計算式で今後の年金を加算
計算式で求めた年金額が5年働けば5倍、10年働けば10倍、20年働けば20倍となりますが、今後、働かないとなれば、その分の年金額は増えないことになります。
働くことも老後資金を作る1つの方法ということがわかります。
毎年誕生月に送られる「ねんきん定期便」では過去の年金額を確認できます。今後の年金額は「今後の収入予測と働く期間」に基づいて試算できます。
合計するとより具体的に年金額がイメージできますね。
ただし、その年金額は決して十分ではないでしょう。
さらに、国の年金制度の年金額は増えにくい制度に変わりましたので、老後資金準備はより一層の自助努力が必要です。
まずは、働いた結果として年金がどの程度増えるかを試算し、不足する部分をiDeCoやNISA、国民年金基金、小規模企業共済等、利用できる制度を活用して準備に取り組んでください。
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(益山真一)
※この記事は2018年5月17日にマネラボサイトで公開されたものです。